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豪華絢爛!絶景の桜をめぐる旅 全国お花見スポットガイド2008
桜を楽しむストーリー
春到来!ニッポン桜図鑑2008
ちょっと意外!? サクラは○○科の植物だった!
写真:サクラ
日本の春を彩るサクラの花
日本人にとって最もなじみの深い花、サクラ。春の訪れを象徴するこの花には意外な事実が隠されています。

植物はキク科やマメ科、シソ科など、特徴ごとに幾つかに分類されますが、いったいサクラは何科の植物でしょうか? 実はサクラはバラ科の植物なんです。ちょっと意外に思うかもしれませんが、梅やイチゴもバラ科の植物です。

基本的に「バラ科」とは花弁・ガクが5枚で、雄しべが沢山あり、雌しべが(主に)ひとつの植物を指します。ただし、花弁が4枚のものなど例外もあり、単に他の科に分類できないものをバラ科としてしまったという説もあるとのこと。 哺乳類でありながら卵を産むカモノハシをはじめ、動植物の分類はなかなか奥が深いですね。

染井吉野(ソメイヨシノ)は旧染井村で生まれた吉野桜
知ってるようで知らない、そんなサクラについて、東京都内屈指の桜の名所「六義園」サービスセンターの正田さんにお話をうかがいました。

…まず、一般に最も知られている染井吉野についてお聞かせください

「染井吉野は六義園のあるすぐそば、旧染井村(東京都豊島区駒込)で生まれた吉野桜なので染井吉野と名が付けられました。今や世界でもっとも有名なサクラですが、皆さんが目にしているのは、たった1本の木のクローンなんですよ。」

…そうなんですか。染井吉野は東京生まれの都会っ子なんですね。ところで六義園の名物ともなっている枝垂桜はどうしてあのような姿をしているのでしょうか?

「茎(幹)の青い部分が茶色くなり堅く重くなることを木質化といいますが、通常は木の成長に合わせて木質化していきます。でも枝垂桜は、硬くなる前に成長が進んでしまい、自重に耐えられず枝垂れてしまっているんですよ。」
写真:枝垂桜 自分の重さで垂れ下がる枝垂桜

写真:正田さん
六義園サービスセンター・正田さん
…なるほど。あの優雅な姿は成長への絶えまぬ努力が生み出しているのですね。

「六義園では、例年3月中旬〜4月中旬にサクラの見頃を迎えます。好評のライトアップも予定していますのでご期待ください。 今年も皆さんのご来園をお待ちしております。」

⇒六義園の詳細はこちら
主なサクラの種類

写真:ソメイヨシノ ソメイヨシノ
日本で一番植えられている桜の品種。枝が見えなくなるほど花が密集して咲くのが特長。学校や公園などでよく見られるため、これぞ桜というイメージの方も多いのでは。吉野桜(奈良県吉野地方)とは縁がないものの、吉野桜として売られ広まった。

写真:ヤエベニシダレ ヤエベニシダレ
谷崎潤一郎著『細雪』に平安神宮の桜として登場し、「夕空にひろがっている紅の雲」と表現されている。女性的で優美な姿は独特の風情。実はヤエベニシダレを始めとする八重桜の花弁は雄しべが変化したもの。

写真:ヤマザクラ ヤマザクラ
古くから多くの歌人や偉人に愛され親しまれている桜。花より葉が先に開き、様々な色を持つ若葉と白色〜淡紅色の花が清楚さと気品を創り出している。別名「シロヤマザクラ」。「吉野の桜」とは主にこのサクラを指す言葉。

写真:オオシマザクラ オオシマザクラ
桜餅を包んでいる葉は実はオオシマザクラの葉。ちなみに桜餅に使う塩漬けの葉の約7割は静岡県西伊豆の松崎町にて生産されている。ヤマザクラ同様、花より先に葉が開く。

写真提供:独立行政法人 森林総合研究所 多摩森林科学園

見頃時期は天候などにより変わる場合がありますのであらかじめご了承ください。

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