チュニス旧市街 | 世界遺産を巡る旅

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南欧の香り漂う近代都市に突如現れる迷路空間

南欧の香り漂う近代都市に突如現れる迷路空間
Photo : (c) The Tunisian National Tourist Office

チュニスは地中海に面した北アフリカのチュニジアの首都で人口約120万。一年を通して気候が温暖な上に地中海に面しているため、紺碧の海と輝く太陽を求めて、かつての宗主国だったフランスをはじめヨーロッパからたくさんの観光客が訪れるリゾートとして注目を集めています。 写真を拡大する⇒

チュニスのルーツはフェニキア人のオリーブ油交易の拠点としてここに港町を築いた紀元前9世紀にさかのぼります。その後地中海に君臨した国家カルタゴ、それを征服した古代ローマ、さらにアラブ、フランスを経て、再びアラブへとその覇権は引き継がれていきました。こうしたさまざまな民族の歴史や伝統が混ざり合い、今日のチュニスが作り上げられたといえるでしょう。

 
南欧の香り漂う近代都市に突如現れる迷路空間
Photo : (c) The Tunisian National Tourist Office

チュニス旧市街が文化遺産に登録されたのは、ガラパゴス諸島などが世界遺産第1号になった翌年の1978年。かなり早い時期から注目されていたということができるかもしれません。主な評価の基準は14世紀に整えられた街並がほぼ完璧な形で残っていたこと。それだけに、旧市街のスーク(市場)に足を一歩踏み入れると、まるでタイムスリップしたよう。そこにはまさに迷路のようなアラブ空間が広がっています。中央にそびえるのがジートゥーナ・モスク(大モスク)。周辺には地中海貿易で得た富を背景に建てられた華麗な宮殿も並んでいます。 写真を拡大する⇒

アラブならではのエキゾチズムをたたえながら、どこかおしゃれな雰囲気が漂う。世界遺産第2号チュニス旧市街には、そんな魅力に満ちています。

 
 
基本データ
英文名 Medina of Tunis
仏文名 Medina de Tunis
登録区分 文化遺産
登録年 1979年
ホームページ ユネスコ公式サイト(英語)
登録基準 (ii)(iii)(v)
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世界遺産クイズ 第2問

日本では2008年1月現在、47都道府県のうち16の自治体に世界遺産がありますが、次のうち世界遺産を持たない自治体はどこでしょうか?

A. 青森県
B. 神奈川県
C. 島根県
D. 沖縄県
答えは次のページへ⇒
 
第1問の答

 正解は「D」のヴェローナです。
ヴェローナは人口約25万人。街の中心部に残る古代ローマ時代の円形競技場(アレーナ・ディ・ヴェローナ)で毎年夏に「アイーダ」をはじめとするオペラ作品が上演されることでつとに知られています。世界遺産に登録されたのは2000年。シェークスピアはこの街を舞台に、「ロミオとジュリエット」のほかに「ヴェローナの二紳士」も書いています。
 
イスタンブール歴史地域チュニス旧市街イスラム都市カイロ
TOP/Photo : (c) The Tunisian National Tourist Office
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