タージ・マハル | 世界遺産を巡る旅
注目情報
先立たれた最愛の妻のために作った世界最大の墓。それが北インドのタージ・マハルです。一見したところ宮殿のような立派さですが、正真正銘の霊廟。高さ58m。外観は白大理石で出来ており、まさに「白亜の廟」という形容がぴったり。左右がシンメトリーとあって、なおさら白さが際立ち、文字通り世界一美しい墓としてその名を轟かせています。 写真を拡大する⇒
この墓を建造させたのはヒンドゥー教国インドで栄華を極めたイスラム王朝、ムガール帝国第5代皇帝のシャー・ジャハーンです。妻である王妃ムムターズ・マハルが亡くなってから2年後の1632年に着工し、22年もの歳月と天文学的な建設費を投じて完成させました。造営に必要な大理石をはじめとする建材は、インド各地から延べ1000頭の象で運ばせたとか。タージというのは、王妃ムムターズの愛称です。
ジャハーンの王妃に対する愛情の深さは計りしれません。ハーレムに多くの美女がいたにもかかわらず生涯王妃だけに愛情を注ぎ、作った子供の数は14人。ところが15人目の出産を機に王妃は亡くなり、ジャハーンは悲嘆にくれてしまいます。そこでタージの思い出にひたるために巨大な霊廟を建てることを決心し、出来上がったのがタージ・マハルです。 写真を拡大する⇒
実はジャハーンは近くのヤムナー川をはさんだ対岸に、黒大理石で出来た自分の墓を同じ形で建てるつもりでいました。しかしタージ・マハル建設などが原因で国家財政が破綻。ジャハーンは、1658年、息子の王子の反乱によって退位を余儀なくされた上にアグラ城に幽閉されてしまい、その夢は実現しませんでした。ジャハーンは閉じ込められていた城の一隅からタージ・マハルをのぞみ、そこに眠る王妃をしのびながら1666年に没するまでの最晩年を過ごしたということです。

| 英文名 | Taj Mahal |
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| 仏文名 | Le Taj Mahal |
| 登録区分 | 文化遺産 |
| 登録年 | 1983年 |
| ホームページ | ユネスコ公式サイト(英語) |
| 登録基準 | (i) |
| 関連リンク |
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第1問 ドイツが誇る世界文化遺産のひとつでありながら、「危機にさらされている世界遺産(World Heritage in Danger)」にリストアップされ、現在進行中の開発計画が差し止められない限り、登録を抹消すると国連教育科学文化機関(ユネスコ)から警告されているドイツの世界遺産は次のうちどれでしょうか? A. ドレスデン・エルベ渓谷 B. ハンザ同盟都市リューベック C. 古典主義の都ヴァイマル D. ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群 |
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