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ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群 | 世界遺産を巡る旅
注目情報
はるか遠くから見るとずいぶんと大きなタケノコやキノコが生えているなあ、と思ってそばまで来るとびっくり。なんと巨大な植物に見えたものが、実はすべて岩でできているのです。まるで現代アートの奇抜なオブジェが目の前で公開されている、といってもいいかもしれません。そんな奇岩の群れが「ギョレメ国立公園とカッパドキア」一帯を埋め尽くしています。 写真を拡大する⇒
このような不思議な形状の岩が誕生したのには、もちろん理由があります。ここアナトリア地方中部は太古の時代に火山地帯に属し、火山活動によってあたり一面に振り注いだ火山灰や溶岩は長い年月の間に岩となっていきました。さらに風雨によって柔らかい火山灰の層だけが浸食され、堅い溶岩で出来た層だけが残ったため、まるでキノコやタケノコを思わせるような岩が出来上がったといわれています。
不思議なのは外観だけではありません。ここに暮らしたといわれるキリスト教徒のこともナゾに包まれています。カッパドキア周辺にキリスト教の修道僧がやってくるようになったのは、迫害を受けたローマ帝国時代といわれています。岩にはあちこちに洞窟のような穴が空いていて、雨露をしのげたのはもちろん身を隠すのには絶好の場所だったからです。 写真を拡大する⇒
カッパドキアにやってきた修道僧たちは、洞窟に聖堂を築きました。その数は現在確認できているだけでも1000カ所以上。このうち150カ所にはキリストの物語や聖人などを描いた身ごとなフレスコ画が残っています。さらに時代は下り、イスラム教を信奉するオスマン帝国時代には、再び弾圧されるようになったキリスト教徒が、ここに逃げ込んだといわれています。
とはいってもフレスコ画以外に今日残っているのは、換気口や集会所、ワイン倉庫、食堂などの痕跡だけ。その後、修道僧たちがどのような行動を取ったのか、どこに行ったのかはまったく解明されていません。

| 英文名 | Goreme National Park and the Rock Sites of Cappadocia |
|---|---|
| 仏文名 | Parc national de Goreme et sites rupestres de Cappadoce |
| 登録区分 | 複合遺産 |
| 登録年 | 1985年 |
| ホームページ | ユネスコ公式サイト(英語) |
| 登録基準 | (i)(iii)(v)(vii) |
| 関連リンク |
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■海外ツアー Pick Up (成田発の一例)
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第2問 日本の14件の世界遺産のうち自然遺産は「屋久島(鹿児島県)」と「白神山地(青森・秋田県)」、そして「知床(北海道)」の3件。現在、「富士山(静岡・山梨県)」のほか、もう1件が世界遺産候補の暫定リストに載っています。その1件は、次のうちのどれでしょうか? A. 「立山・黒部(富山県)」 B. 「小笠原諸島(東京都)」 C. 「阿蘇?火山との共生とその文化的景観(熊本県)」 D. 「天橋立?日本の文化景観の原点(京都府)」 |
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正解はAの「イタリア」
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