ヴィクトリアの滝 | 世界遺産を巡る旅

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巨大瀑布の水音に心を打たれる アルゼンチン&ブラジル、ジンバブエ&ザンビア、中国 特集トップへ

イグアスの滝ヴィクトリアの滝九寨溝

「雷鳴の轟く水煙」と現地人が形容する巨大瀑布

「雷鳴の轟く水煙」と現地人が形容する巨大瀑布
 

アフリカのジンバブエ共和国とザンビアの国境、ザンベジ川の中流にある瀑布の存在が、イギリス人探検家デイヴィッド・リヴィングストンによって西洋の人々に知らされたのは今から150年ほど昔の1855年のこと。当時のイギリスがヴィクトリア女王によって統治されていたところから、瀑布は「ヴィクトリアの滝」と命名されました。 写真を拡大する⇒

といっても、現地の人々にとっては、当然その存在は周知の事実でした。地元での呼び名は「モシ・オ・トゥニャ」。「雷鳴の轟く水煙」という意味です。瀑布の幅は最大で1700m、最も深い滝壷の落差は約110m。雷鳴が轟くように水の流れが落ち、水しぶきが煙のようにあがるところから、そう呼ばれるようになったとか。水量が多い雨季で、しかも天候のよい日には、水煙の高さはなんと500m以上にも達するそうです。

 
「雷鳴の轟く水煙」と現地人が形容する巨大瀑布
 

瀑布のあるところには、当然のように川の流れがあります。ヴィクトリアの滝も上流には大河がゆったりとその姿を横たえています。いっぽう下流はその逆。まるで創世記の地球を思わせるような険しい峡谷が、ジグザグ状に続いています。こうした峡谷が物語っているのは、そこにかつて瀑布があったことにほかなりません。 写真を拡大する⇒

瀑布は、その膨大な流量によって大地を削り、浸食を続け、その位置をどんどん上流へと移動しています。現在わかっているところでは、わたしたちが今日見ることのできるヴィクトリアの滝は、ザンベジ川が誕生してから8つ目の瀑布。この瀑布も、いずれ姿を消してしまう運命にあります。ただ、それはおそらく数千年、いや数万年後だと見られています。

 
 
基本データ
英文名 Mosi-oa-Tunya / Victoria Falls
仏文名 Mosi-oa-Tunya / Chutes Victoria
登録区分 自然遺産
登録年 1989年
ホームページ ユネスコ公式サイト(英語)
登録基準 (vii)(viii)
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世界遺産クイズ 第2問

中国は2008年現在、合計35件とアジアでもっとも多くの世界遺産を誇っていますが、中国で最初に世界遺産が誕生したのは1983年。6件がいっきに登録されています。この6件は「万里の長城」「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮」「莫高窟」「秦始皇帝陵及び兵馬俑坑」「周口店の北京原人遺跡」と、もう1件は次のうちどれでしょうか?

A. 「黄龍風景区」
B. 「ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群」
C. 「泰山」
D. 「蘇州古典園林」
答えは次のページへ⇒
 
第1問の答

 正解はBの「4?6件」で、正確には「ケベック歴史地区」を除いて5件です。
カナダには合計13件の世界遺産が登録されています。土地柄自然遺産が主流を占めていると思われがちですが、13件のうち自然遺産は「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」をはじめ7件、文化遺産が「ケベック歴史地区」などあわせて6件とほぼ拮抗しています。
文化遺産の内訳は、「ケベック歴史地区」のほかは「ランス・オ・メドー国定史跡」「スカン・グアイ (アンソニー島)」「ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ」「ルーネンバーグ旧市街」、そして2007年の世界遺産委員会で日本の「石見銀山遺跡とその文化的景観」と同時に登録された首都オタワの「リドー運河」となっています。
 
イグアスの滝ヴィクトリアの滝九寨溝
 
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