オランジュのローマ劇場 | 世界遺産を巡る旅

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ザルツブルク市街の歴史地区オランジュのローマ劇場ドロットニングホルムの王領地

古代ローマ遺跡には歌劇鑑賞がよく似合う

古代ローマ遺跡には歌劇鑑賞がよく似合う
Photo : Courtesy of SEILLE Jean Luc / Conseil General de Vaucluse

かつてローマ帝国が支配した地域のあちこちには、劇場の跡が残っています。その中でもほぼ完ぺきな形で残っていることで知られるのが、南仏アビニョンの北約20キロメートルに位置するオランジュのローマ劇場です。 写真を拡大する⇒

この野外劇場で毎年夏に開催されるのが、歌劇の祭典「コレジー・ドランジュ」。コレジーというのはギリシャ語で「舞踏」といった意味で、オペラを中心にした出し物が披露されます。

 
古代ローマ遺跡には歌劇鑑賞がよく似合う
Photo : Courtesy of SEILLE Jean Luc / Conseil General de Vaucluse

劇場の特徴はその巨大さ。客席の収容人数は1万人におよぶというのですから、日本のちょっとしたサッカー場や野球場並みです。舞台の幅は100メートル以上。舞台の背後の装飾壁の高さは36メートル。なんと現代の10階建てのビルほどの大きさを誇っています。 写真を拡大する⇒

建設されたのは初代ローマ皇帝アウグストゥスの時代。舞台では古代ローマの栄光と繁栄をテーマにした出し物が上演され、市民たちの拍手喝采で満ちていたのでしょう。舞台の上には木製の屋根が設けられ、客席も巨大な天幕で覆われていたとか。雨が降っても、観客は演目を堪能できたというのですから驚きです。誰もいない劇場跡にたたずんでいると、古代ローマ市民の息づかいが聞こえてくるような気がします。

南フランスには、オランジュのほかにも古代ローマ時代に繁栄した街である上に、夏に舞台芸術の祭典が催される都市がめじろ押し。アヴィニョンでは有名な演劇祭、エクス・アン・プロヴァンスでは歌劇祭、そしてモンペリエやヴェゾン・ラ・ロメーヌではダンス・フェスティヴァルが開催されます。

オランジュの世界遺産ローマ劇場を足がかりに、夏は「南フランス、舞台芸術の旅」に挑むというのもしゃれているかもしれません。

 
 
基本データ
英文名 Roman Theatre and its Surroundings and the "Triumphal Arch" of Orange
仏文名 Mosi-oa-Tunya / Chutes Victoria
登録区分 文化遺産
登録年 1981(拡張2007)年
ホームページ ユネスコ公式サイト(英語)
登録基準 (iii)(vi)
関連リンク 都市ガイド 海外ホテル ツアー 海外航空券 海外旅行保険
世界遺産クイズ 第2問

イタリアの南、地中海に浮かぶミニ国家マルタは人口がわずか40万人ほどでありながら、3つの世界遺産を保有しています。次のマルタの観光名所のうち、世界遺産に登録されていないのはどれでしょうか?

A. 「ハル・サフリエニ地下墳墓」
B. 「ヴァレッタ市街」
C. 「青の洞門」
D. 「マルタの巨石神殿群」
答えは次のページへ⇒
 
第1問の答

 正解はBの世界一底の深い「バイカル湖」です。
バイカル湖の水深は1,637メートル。深さだけではなく、水質でも世界一の透明度を誇り、世界遺産に登録されています。
ちなみにバイカル湖の面積は琵琶湖のほぼ46倍にあたる31,494 平方キロメートル。2,500万年の歴史を持つ、世界最古の古代湖としても知られています。
 
ザルツブルク市街の歴史地区オランジュのローマ劇場ドロットニングホルムの王領地
Photo : Courtesy of SEILLE Jean Luc / Conseil General de Vaucluse
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