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ローマ歴史地区と教皇領 | 世界遺産を巡る旅
注目情報
世界遺産を走り抜けるマラソン大会という点では、コース上に点在する名所旧跡のほとんどが世界遺産に登録されているローマ・マラソンが最も感動的かもしれません。写真を拡大する⇒
なにしろスタート地点は、円形競技場コロセウムを背にしたフォロ・ロマーノの脇。その後テヴェレ川沿いを走って、サン・ピエトロ大聖堂を横目で見ながらバチカン市国を抜け、スペイン広場、トレビの泉前を経て、再びフォロ・ロマーノに戻ってくる。まさに「ローマ・マラソン=ローマの世界遺産巡り」と言ってもよいほどのコース設定。かつて古代ローマ市民も、こうして市内を走り抜けたことがあったかと思うと、感慨もひとしおです。
そんな古代ローマ市民が日々集会を重ね、政治経済や芸術を論じていたといわれるのがフォロ・ロマーノ。フォロとは広場のことで、「フォーラム」の語源ともいわれています。今日訪れると広大な土地に遺跡や遺構ばかりが並んでいて、ちょっと寂しげですが、君主シーザーことカエサルが寵愛したブルータスらによって暗殺された「元老院」はほぼそのままの姿をとどめています。 写真を拡大する⇒
フォロ・ロマーノの一角にあるカラカラ浴場は、その名の通り古代ローマ市民の銭湯。ここでは夏になると野外オペラが上演されるので、ぜひ足を運びたいものです。一方バチカンで見逃せないのが、サン・ピエトロ大聖堂と美術館。大聖堂では「ピエタ像」、そして美術館ではシスティーナ礼拝堂で大祭壇画「最後の審判」という天才ミケランジェロの代表作に相次いで出会うことができます。
ローマの世界遺産のうち、ちょっと耳慣れない名前なのが「サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂」。この大聖堂はサン・ピエトロ大聖堂、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂などと並ぶローマの五大バジリカのひとつで、聖パウロの墓の上に4世紀にコンスタンティヌス帝によって建築されました。フオーリ・レ・ムーラとは城壁の外という意味で、その名の通りバチカンから南へ5kmほど離れた場所にあります。ふだんのローマ観光からは見落としてしまいそうな聖堂なので、ぜひ忘れずに立ち寄りたいものです。
このほかサンタンジェロ城、ベネチア広場など、世界遺産には登録されていないものの、観光名所として誰もが知っているスポットがローマ・マラソンのコース上にはめじろ押し。「もう走るっきゃない」。そんな感じにさせてくれそうな市民マラソン大会のひとつといえそうです。

| 英文名 | Historic Centre of Rome, the Properties of the Holy See in that City Enjoying Extraterritorial Rights and San Paolo Fuori le Mura |
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| 仏文名 | Centre historique de Rome, les biens du Saint-Siege situes dans cette ville beneficiant des droits d'extra-territorialite et Saint-Paul-hors-les-Murs |
| 登録区分 | 文化遺産 |
| 登録年 | 1980(拡張1990)年 |
| ホームページ | ユネスコ公式サイト(英語) |
| 登録基準 | (i)(ii)(iii)(iv)(vi) |
| 関連リンク |
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第1問 ユネスコの世界遺産に登録されているのは、人類が誇る文化的な建造物や将来にわたって残しておきたい自然の景観ばかりではありません。ナチス・ドイツがユダヤ人を虐殺した強制収容所や広島の原爆ドームといった思い起こすのも辛い出来事の場になった建物や土地も含まれています。このような世界遺産を一般的に何と言っているでしょうか? 次の中から選んでください。 A. 「悲劇的遺産」 B. 「危機遺産」 C. 「歴史的遺産」 D. 「負の遺産」 |
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