ウェストミンスター宮殿・寺院 | 世界遺産を巡る旅

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ビッグベンを仰ぎ見てのフルマラソンは感動体験

ビッグベンを仰ぎ見てのフルマラソンは感動体験
Photo : (c) britainonview/ Grant Pritchard

毎年春に開催されるロンドン・マラソンのハイライトは、なんといっても世界遺産のウェストミンスター宮殿の横を走り抜けること。宮殿の一部で、ビッグベンの愛称でおなじみの時計塔の前を通り過ぎれば、ゴールのセントジェームズ公園はすぐそこです。 写真を拡大する⇒

世界遺産に登録されてこそいませんが、エリザベス女王の暮らすバッキンガム宮殿の前の広大な通りザ・モールを走ったり、テームズ川にかかるタワーブリッジを全速力でまたぐことができるのもロンドン・マラソンの持ち味。マラソンのコースとして42.195キロという距離を初めて採用したのがここロンドンであることを考えあわせると、ロンドン・マラソンで完走することは一生ものの記念になること請け合いです。

ビッグベンを仰ぎ見てのフルマラソンは感動体験
Photo : (c) britainonview/ Grant Pritchard

めざすゴールに近いウェストミンスター宮殿が、壮麗なゴシック様式で建設されたのは11世紀半ば。16世紀のヘンリー8世の時代まで王宮として使われ、その後は下院の会議場として活躍します。もっとも火災で大部分を焼失してしまったので、目下、私たちが仰ぎ見ることのできる宮殿は19世紀半ばに当時はやっていたネオゴシック様式で建て直されたものです。 写真を拡大する⇒

宮殿に隠れてマラソンコースからは見ることはできませんが、ウェストミンスター寺院もヨーロッパ屈指の美しさをたたえるゴシック様式の教会としておなじみ。1066年にノルマン王朝の祖、ウィリアム1世がここで王冠をいただいたのを皮切りに、寺院は歴代のイングランド国王の戴冠式や結婚式、そして葬儀の舞台になってきました。荘厳な空間では王族はもちろんのこと、科学者のニュートンやダーウィンの墓、そしてテニスンやディケンズといった詩人・小説家が埋葬されていることから詩人コーナーと呼ばれている一角などを見学することができます。

ウェストミンスター宮殿と寺院と共に世界遺産に登録されている聖マーガレット教会では、チャーチル元首相や詩人ミルトンの結婚式があげられました。

確かにパリやローマに比べると世界遺産の少なさがちょっと気になるロンドンではありますが、それにも増してこの街ではショッピングを満喫したり、オペラやミュージカルを観賞したりとマラソン後のお楽しみも枚挙にいとまがありません。ビッグベンに見守られて世界遺産ウェストミンスター宮殿のわきを走破した後は、ロンドンの大都市としての魅力を満喫してきたいものです。

 
 
基本データ
英文名 Westminster Palace, Westminster Abbey and Saint Margaret's Church
仏文名 Palais de Westminster, l'abbaye de Westminster et l'eglise Sainte-Marguerite
登録区分 文化遺産
登録年 1987(拡張2008)年
ホームページ ユネスコ公式サイト(英語)
登録基準 (i)(ii)(iv)
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第2問の答

 答えはBの「9件」です。
内訳は「石窟庵と仏国寺」 「海印寺大蔵経板殿」「宗廟」「昌徳宮」「華城」「慶州歴史地域」「高敞、和順、江華の支石墓群」「済州の火山島と溶岩洞窟」「朝鮮王陵群」です。
このうち李氏朝鮮歴代の王と王妃などをまつる「宗廟」、1405年に李氏朝鮮王朝の離宮として建てられた「昌徳宮」、そして2009年6月にスペイン・セビリアで開催されたユネスコ世界遺産委員会で登録が決まったばかりの「朝鮮王陵群」の一部がソウル市内にあります。気軽に訪れることができるので、ぜひ訪問したいですね。
 
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