古代都市テーベ|世界遺産を巡る旅(バックナンバー)

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ピラミッド地帯古代都市テーベヌビア遺跡群

ツタンカーメン王、黄金に守られて、ここに眠れり

ツタンカーメン王、黄金に守られて、ここに眠れり
Photo : GARDEL Bertrand/hemis.fr / Courtesy of Egyptian Tourist Authority

ルクソールやその古代エジプト時代の名称であるテーベの名前を聞いたことがない人でも、「ツタンカーメン王」の名を耳にしたことのある人は多いことでしょう。1965年にはそのツタンカーメン王の黄金のマスクが東京国立博物館で展示され、伝説的な130万人動員という記録も作りました。この黄金のマスクがほかの副葬品と共に見つかったのが、ここルクソールの「王家の谷」です。 写真を拡大する⇒

ツタンカーメン王、黄金に守られて、ここに眠れり
Photo : GARDEL Bertrand/hemis.fr / Courtesy of Egyptian Tourist Authority

王家の谷は、ナイル川をはさんでルクソールの反対側にあります。この一帯は日が沈む西側にあるところから「死者の都」といわれ、あたりには古代エジプト新国王時代の王たちの墓がいくつも並んでいます。その多くは盗掘されてしまい、近代になって学術的な発掘調査が実施された時には財宝のほとんどが盗まれていた状態でしたが、唯一未盗掘の墓がツタンカーメン王の墳墓だったのです。 写真を拡大する⇒

ナイル川をはさんで東側は「生者の都」といわれ、カルナック神殿やルクソール神殿など生を象徴する建物がそろっています。中でも圧巻は最高神アメン・ラーに捧げられたカルナック神殿。増改築が繰り返されたためにエジプト最大規模の神殿になり、支柱や装飾の豪華さには目を見張るものがあります。

 
 
基本データ
英文名 Ancient Thebes with its Necropolis
仏文名 Thebes antique et sa necropole
登録区分 文化遺産
登録年 1979年
ホームページ ユネスコ公式サイト(英語)
登録基準 (i)(iii)(vi)
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世界遺産クイズ 第2問
今年6月、日本の石見銀山が文化遺産に登録され話題になりましたが、この時石見銀山と同時に世界遺産に選ばれたのは次のどれでしょうか?

 A. セレンゲティ国立公園(タンザニア)
 B. ニューヨークの自由の女神像(アメリカ)
 C. マカオ中心部の歴史的街並み(中国)
 D. シドニー・オペラハウス(オーストラリア)
答えは次のページへ⇒
 
第1問の答

 答えは「B」のヴェネツィアとその潟です。
(i)の「人間の創造的な才能を表現する傑作であるもの」以外の登録基準は、

(ii)「一定の期間、または世界のある文化圏において、建築・技術・記念碑・街並み・景観デザインの発展において、人類の価値の重要な交流を示しているもの」
(iii)「現存する、またはすでに消滅した文化的伝統や文明に関する唯一の、あるいはまれな証拠を示しているもの」
(iv)「人類の歴史の重要な段階を示す建築物、建築様式、技術集合体、または景観の顕著な例と言えるもの」
(v)「ある文化(ある複数の文化)や人類の環境的相互作用を特徴づける人類の伝統的集落や土地や海洋利用の顕著な例であるもの。特に、回復が困難で、存続が危うい状態にあるもの」
(vi)「顕著で普遍的な価値を有する出来事や現在存続する伝統で、思想・信仰・芸術作品・あるいは文学作品と直接に、または実質的に関連があるもの」

ヴェネツィアはこれら登録基準全てに該当し1987年に世界遺産に登録されました。
 
ピラミッド地帯古代都市テーベヌビア遺跡群
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