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ボロブドゥール寺院遺跡群|世界遺産を巡る旅(バックナンバー)
注目情報
東南アジアの世界遺産の多くはさまざまな謎に包まれていますが、インドネシア・ボロブドゥール寺院の遺跡ほど、不思議な遺跡も見当たらないかもしれません。イギリス人ラッフルズによって、ジャワ島の密林に眠る寺院が発見されたのは1814年。ただ、その寺院がどのような目的で誰によって建立されたのか、どのような技術を基に建設されたのか、まったく解明されていないからです。 写真を拡大する⇒
不思議に感じることの第一が、寺院に内部空間がなく外観だけでで成り立っていること。寺院全体は一辺が約120mの基壇の上に5層の方形壇、さらにその上に3層の円形壇があり、あわせて9層の階段ピラミッド状の石組み構造となっています。さまざまな調査研究の結果、一番下の階層は「欲界」、その上は欲望は超越したもののまだ肉体をもつ「色界」、そして最上層は悟りの世界を意味する「無色界」という仏教の「三界」という世界観を表しているのではないかということだけはわかってきました。
ボロブドゥール寺院の建立が始まったのは780年頃。寺院全体の石組み構造だけでなく、壁面の浮き彫りも仏教の説話をテーマにしていることなどから、シャイレーンドラ朝の時代に大乗仏教を信じていたダルマトゥンガ王が建設を命じたといわれていますが、真相はまだ明らかになっていません。
建築技術についても解明されていないことが山積しているといわれます。なにしろ石組みには接着剤と思われるものがいっさい使われていないからです。この高度で精巧な建築技術を当時の人々はどのようにして会得したのでしょうか。
不思議空間のボロブドゥール寺院。朽ちた石組みをじっと眺めながら謎に思いを馳せているうちに、仏教を信じ素朴に暮らしていたであろうかつてのジャワの人々の屈託のない笑顔が浮かんでくるはずです。

| 英文名 | Borobudur Temple Compounds |
|---|---|
| 仏文名 | Ensemble de Borobudur |
| 登録区分 | 文化遺産 |
| 登録年 | 1991年 |
| ホームページ | ユネスコ公式サイト(英語) |
| 登録基準 | (i)(ii)(vi) |
| 関連リンク |
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第2問 「太陽王」といわれた17世紀のフランス国王ルイ14世によって絶賛されたワインを産出している地方は次の世界遺産のうち、どれでしょうか? A. ドイツワインの産地、ライン渓谷中流上部(ドイツ) B. トカイ地方のワイン産地の歴史・文化的景観(ハンガリー) C. ボルドーワインの産地、サン・テミリオン地域 (フランス) D. トスカーナワインの産地、サン・ジミニャーノ歴史地区(イタリア) |
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正解は「D」のドブロヴニク旧市街(クロアチア)です。
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