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カンタベリー大聖堂|世界遺産を巡る旅(バックナンバー)
注目情報
イギリス国教会の総本山、カンタベリー大聖堂のルーツは7世紀に聖アウグスティヌスが布教のために建てた修道院。それがイングランド各地で注目されるようになり、巡礼者が次から次へと訪れるようになったのは、12世紀末からです。当時、イングランドでは国王が支配する王家と大司教を頂点とする教会が対立し、1170年に国王ヘンリー2世の送り込んだ刺客によってカンタベリー大聖堂のトーマス・ベケット大司教が暗殺されるという事件が起きました。 写真を拡大する⇒
ベケット大司教の遺体は大聖堂の地下室に埋葬されるのですが、すると聖堂周辺で不思議なことが次々と発生します。瀕死の病人が元気になったり、けが人の傷が癒えたり。これがいわゆるベケットの奇蹟です。1172年にローマ法王によってベケットの死が殉教と認められると、その噂はイングランド各地に広まり、あちこちからベケット詣の巡礼者が訪れるようになりました。
イングランド最古のレンガ造りの建造物としても知られるゴシック様式の塔ベル・ハリー・タワーが完成したのは1498年。その少し前にはカンタベリー巡礼者を描き、今日ではイギリス文学の古典として知られているジェフリー・チョーサーの「カンタベリー物語」が発表されています。もちろん巡礼者の波は今日も絶えることはありません。
ちなみに聖堂訪問で見逃せないのはベル・ハリー・タワーのほか、ベケットの生涯と死後の奇蹟を描いたステンドグラス。ベケットが殉死した場所は「マータダム」と呼ばれて、文字通り聖地になっています。また聖堂地下室にはイギリス100年戦争の勇者エドワード王子も眠っています。

| 英文名 | Canterbury Cathedral, St Augustine's Abbey, and St Martin's Church |
|---|---|
| 仏文名 | Cathedrale, abbaye Saint-Augustin et eglise Saint-Martin a Cantorbery |
| 登録区分 | 文化遺産 |
| 登録年 | 1988年 |
| ホームページ | ユネスコ公式サイト(英語) |
| 登録基準 | (i)(ii)(vi) |
| 関連リンク |
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正解は「D」姫路城で、1993年でした。
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