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トンガリロ国立公園 | 世界遺産を巡る旅
注目情報
1894年に、ニュージーランド最初の国立公園に指定されたトンガリロ。このニュージーランド北島中央部に広がる自然保護区ほど、ユニークな経緯で国立公園になったところも珍しいかもしれません。写真を拡大する⇒
近代ツーリズムの先駆者といわれるトーマス・クックが18世紀にロンドンからやってきたのをきっかけに、ニュージーランドではイギリス人の入植が盛んになりました。そこで先住民族マオリの人々は、先祖代々受けついできた景観を開発から守るため、国立公園にすることを条件に所有していた土地を政府に提供したのです。
世界遺産に登録されたのは、それから100年ほど下った1990年。当初は自然遺産として登録されましたが、マオリ民族の崇拝の対象としてトンガリロ一帯が深い精神性をたたえている点が評価され、1993年に世界に二十数件しかない複合遺産の仲間入りを果たしました。 写真を拡大する⇒
トンガリロ国立公園の広さは、 東京都の大島と八丈島の中間の約8万ヘクタール。公園は標高2,797mのルアペフ山をはじめ、2,291mのナウルホエ山、そして1,968mのトンガリロ山の3つの山を中心に広がっています。
3つの山はいずれも巨大なエネルギーを誇る活火山として活動しており、たとえばルアペフ山は最近では1996年に噴火し、火山灰の厚い層が斜面を覆いつくしました。トンガリロ山は現在活動を休止していますが、月面を思わせるようなクレーターやエメラルドグリーンの水をたたえた湖、そして鼻をつく硫黄のにおいに大地の息吹を実感するはずです。魔法の指輪をめぐる冒険ファンタジー映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのロケ地にふさわしい場所といえるでしょう。
トンガリロの神聖なパワーを体感するのにうってつけなのが、ガイド付きのトレッキングツアー。なかでも人気の高いのが全長約17km、最高地点の標高1,900m、所要7~8時間の「トンガリロ・クロッシング」です。コースを進むうちに映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地を通り過ぎるのも大きな楽しみ。たとえば主人公のフロドと相棒サムがモルドール国に向かう途中立ち寄った沼地や、異様な姿のゴラムが魚をとっていた滝つぼなどに出くわすことができます。
トンガリロはマオリの言葉で「南風をもたらす」という意味とか。「その指輪を捨てなければ、この世は闇になる」。魔力に満ちた異次元空間では、不思議な自然体験がお待ちかねです。

| 英文名 | Tongariro National Park |
|---|---|
| 仏文名 | Parc national de Tongariro |
| 登録区分 | 複合遺産 |
| 登録年 | 1990(拡張1993)年 |
| ホームページ | ユネスコ公式サイト(英語) |
| 登録基準 | (vi)(vii)(viii) |
| 関連リンク |
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第1問 ロシア・モスクワの誇る世界遺産「クレムリン宮殿と赤の広場」。クレムリンはロシア語で「要塞」「城塞」という意味ですが、それでは「赤の広場」の「赤」はどんな意味合いが込められているでしょうか? A. 「革命」 B. 「美しい」 C. 「共産党の象徴」 D. 「ロシア正教」 |
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