ドゥブロヴニク旧市街 | 世界遺産を巡る旅

注目情報

名作映画の主人公気分で世界遺産散歩 ニュージーランド、イギリス、クロアチア 特集トップへ

トンガリロ国立公園 ダラム城と大聖堂 ドゥブロヴニク旧市街

「アドリア海の真珠」は空からの眺めがよく似合う

「アドリア海の真珠」は空からの眺めがよく似合う
Photo : (c) 2006 Croatian National Tourist Board

魔法で豚の姿に変えさせられた戦闘機乗りが主人公のアニメ映画「紅の豚」で、街のシーンのモデルになったのではないかといわれているのが、「アドリア海の真珠」と呼ばれる古都ドゥブロヴニクです。アニメの主人公はイタリア人。作品の中にはミラノの文字が見えたりするので、物語の舞台はイタリアだと思われるのですが、隣国クロアチアの街を思わせるシーンが続々と出てきます。 写真を拡大する⇒

中でも印象的だったのが、オレンジ色の瓦屋根が続く家並のシーンでしょう。その光景をアニメではなく「実写」で味わいたければ、「紅の豚」の主人公ポルコ・ロッソのように空から眺めるのが一番。といっても、それがかなわなくても心配にはおよびません。最高でも高さ25mと、空からの視点に比べるとはるかに下がりますが、旧市街を取り囲む全長約2kmの城壁にのぼれば、ドゥブロヴニクの美しさの象徴ともいえる瓦屋根群を目の当たりにすることができます。

「アドリア海の真珠」は空からの眺めがよく似合う
Photo : (c) 2006 Croatian National Tourist Board

城壁を降りて石畳を散策するのも、この街の大きな楽しみ。歴史的建造物に次々と出くわすからです。 写真を拡大する⇒

たとえば700年にわたって自治制を維持した行政の中心地クネズ宮殿(旧総督府)は、後期ゴシック様式とルネサンス様式を取り入れて15世紀に建て直された由緒ある建物。1667年に大地震に見舞われ、大部分が損壊しましたが、回廊や中庭などに再建当時の面影が残っています。税関として使われていたスポンザ宮殿も、旧市街の見どころのひとつ。やはり後期ゴシック様式とルネサンス様式を折衷した建造物で、税関としての役目を終えた後は文化人のサロンのようになっていたとか。二つの宮殿にはさまれた広場には、ドゥブロヴニクの守護聖人聖ヴラホをまつったバロック様式の聖ヴラホ聖堂が控えています。

ドゥブロヴニクは世界遺産として、数奇な運命をたどりました。世界遺産第2号として1979年に登録されたのですが、当時連邦国家の構成国として属していたユーゴスラヴィアからの独立をめぐって1991年に内戦が勃発し、街が攻撃の対象になったのです。一説によると旧市街の8割は何らかの被害を被ったとか。このためユネスコでは、世界遺産の登録を抹消する可能性のある「危機遺産」としてドゥブロヴニクをリストアップしました。

ひん死の街をかつてのように蘇らせたのは、市民と外国人ボランティアだったといいます。残された古い建築資料をもとに、街の誇る建造物を修復する努力が日々重ねられました。再建にあたっては、オリジナルの建材を探しだしてきたのはもちろん、瓦や壁もかつてと同じ色に塗るなど、徹底的な復元がはかられました。そのおかげで1998年には危機遺産の指定をはずされ、今では普通の世界遺産の街として内戦以前にも増して観光客の人気を集めています。

 
 
基本データ
英文名 Old City of Dubrovnik
仏文名 Vieille ville de Dubrovnik
登録区分 文化遺産
登録年 1979(拡張1994)年
ホームページ ユネスコ公式サイト(英語)
登録基準 (i)(iii)(iv)
関連リンク 都市ガイド 海外ホテル ツアー 海外航空券 海外旅行保険
第2問の答

 正解はCのチリです。
イースター島があるのは南アメリカ本土から西へ約三千数百キロの太平洋上。1722年に発見したのはオランダ人ロッヘフェーンですが、1770年にスペイン領に編入され、その後1888年にチリ領になりました。イースターと名付けられたのは発見された日がちょうどキリスト教の復活祭に当たっていたためとか。
現在チリではスペイン語で復活祭を意味するパスクア島と名付けていますが、島民は民族の名称と同じラパ・ヌイ島と呼んでいます。
 
トンガリロ国立公園 ダラム城と大聖堂 ドゥブロヴニク旧市街
Photo : Courtesy britainonview/ County Durham Tourism Partnership/ Rod Edwards
広告
このページ上に表示される記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
  • ©2008 地球案内アースナビ All rights reserved.