デルフィの遺跡 | 世界遺産を巡る旅

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神託をさずかったのは太陽神アポロンの神殿

神託をさずかったのは太陽神アポロンの神殿
Photo : (c) James Krumm

都市国家デルフィの名を当時のギリシャ中に轟かせたのはアポロン神殿で巫女の口から発せられる神託、つまり神のお告げでした。いわば予言、現代風に言えば占いとか、宗教相談に近いものなのかもしれません。 写真を拡大する⇒

神託のテーマはさまざま。日常生活上の問題から国家間の争いにまでおよんでいたとか。太陽神アポロンの神託は的中することで定評があり、紀元前6世紀ごろには異民族の支配者まで、それを聞きにやってきたそうです。

 
神託をさずかったのは太陽神アポロンの神殿
Photo : (c) James Krumm

中でも有名なのは、ギリシャ悲劇の主人公としてもおなじみのオイディプス王が、若いころに受けた神託でしょう。自分を育ててくれた父と母が生みの親であるかどうかで悩んでいたオイディプスはアポロン神殿に立ち寄り、「故郷に近寄ってはいけない。両親を殺すであろう」と巫女に告げられます。自分が捨て子だったことを知らず、育ての親を実の親と信じていたオイディプスは親を死においやってはいけないと旅に出ます。そしてその途中で自分の本当の父親であるテーバイ王を殺してしまい、その後実母と結婚し結果的に彼女を自殺に追い込むことになります。 写真を拡大する⇒

ギリシャ神話によると全能の神ゼウスは世界の中心を探し当てようと、2羽の鷲を地上に放ちます。その鷲が舞い降りた地点に置いたのが、「大地のへそ」を意味する「オンファロス」という釣り鐘状の大理石。巫女による神託がおこなわれていたのは、この大理石の上だったとか。現在、アポロン神殿の跡地には数本の柱と土台だけが残っているに過ぎませんが、神殿を中心にした聖域は東西1300m、南北1500mにおよび、今でも紀元前と同じルートで参拝ができます。

 
 
基本データ
英文名 Archaeological Site of Delphi
仏文名 Site archeologique de Delphes
登録区分 文化遺産
登録年 1987年
ホームページ ユネスコ公式サイト(英語)
登録基準 (i)(ii)(iii)(iv)(vi)
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第2問の答

 正解は、「D」のハワイ島のハワイ火山国立公園です。
ハワイ火山国立公園には、地球上でもっとも活発といわれる二つの火山があります。そのひとつ、標高4169mのマウナ・ロアは現在活動を止めていますが、標高約1250mのキラウエア山はここ30年間で大小50回の噴火を繰り返しています。
キラウエア山の噴火の際に流れ出た溶岩は太平洋に流れ込んで冷やされ、やがて陸となっていきます。つまりハワイ島の面積は今でも広くなっているのです。こうした火山活動が生態系におよぼす影響などは、研究者にとっては格好のテーマです。
キラウエア山が生きていることは、公園内の地面や石に触ってみるともっと身近に感じることができます。なにしろ温かいのです。日々、変化を続ける地球を実感できるーそれがハワイ火山国立公園が世界遺産に登録された理由といえるでしょう。

 
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