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▲多くの人でにぎわう人気のスポット。寺院を鑑賞できるエリアの入場料は10,000ルピア
満潮時には海に浮かぶ寺院と化し
自然と文化が一体になった
人気観光スポット
タナロット寺院
クタ、ヌサドゥア、サヌールなどの観光地があるバドゥン県の西隣に位置するタバナン県は、バリの中では比較的手付かずの自然が残っている地方で、肥沃な大地にも恵まれ、バリ有数の穀倉地帯です。そんなタバナンの人気観光スポットといえば「タナロット寺院」。
タナロット寺院は、16世紀、東ジャワからきた高層ニラルタがこの地を訪れた際に、村人に海の守護神をまつるため、また一説にはこの地のあまりの美しさに感動し、ここの村人たちに寺院の建立を勧めたのが起源といわれています。ブサキ寺院、プナタランサシ寺院、タマンアユン寺院、ウルワトゥ寺院、ゴア・ラワ寺院とならぶバリ6大寺院のひとつとして崇められ、バリの人々にとっての大切な寺院となっていることはいうまでもありません。
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▲観光地としても有名だが、6大寺院のひとつとして、バリの人々にとっては信仰の場でもある
寺院が建つ岩礁の基底部分にはいくつかの洞窟があります。ここには、寺院の守り神であるとされている海蛇が棲んでいるという言い伝えが残っています。
タナロット寺院の名前を知らなくとも、インド洋の夕日に浮かぶ寺院のシルエットはご存じかもしれません。長い年月の間、潮流と風雨によって浸食されてきた岩礁上に立つタナロット寺院のサンセット時のインド洋に突き出たシルエットは非常に美しく、このサンセットを見るために、毎日実に多くの観光客がタナロット寺院を訪れます。デンパサールの空港からも車で約1時間の距離。ちょっとしたオプショナルツアーには最適の場所です。
寺は岩礁の上に建てられているので、別名を「ロック・テンプル」というタナロット寺院。実際訪れた人の多くが驚くのは、寺院が建つ岩礁の意外な低さ。写真からは近寄りがたい断崖の上を想像しますが、満潮時には海面が迫り、海に浮かぶ寺院となります。が、それもまた風光明媚。現地の人が行き来する様子に親近感もわいてくるはず。
干潮時には寺院付近まで岩づたいに歩いて渡ることができます。とはいえ、寺院内に入ることができるのは、ヒンズー教徒だけで、異教徒は入ることはできません。
夕日が少しずつ傾き、タナロット寺院がじょじょに黒いシルエットとなっていく様を、ゆっくり見学するなら、カフェへ。寺院を右手に見て上り坂をどんどんあがっていくと、いくつものカフェが軒を連ねています。インド洋を背景に、美しいシルエットが見えなくなるまで、南国のジュースや冷えたビールを片手にのんびりと楽しむことができます。
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