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足裏をさらさらとなでる 南紀白浜、白砂さんぽと海の温泉|温泉コラム - MSNトラベル

足裏をさらさらとなでる 南紀白浜、白砂さんぽと海の温泉

歩いたあとは海一望の温泉につかる

何て気持ちがいいんだろう! 南紀白浜のシンボル・白良浜(しららはま)を初めて素足で歩いたときの実感だ。真っ白な砂浜に青くて大きな海と空、すぐそこに温泉街があるのだけれど、聞こえてくるのは波の音だけ。ゴミ一つ落ちていない美しい浜に立つと、自然に息が深くなる。歩いている人の半分は素足。波打ち際の砂は堅く、海から遠ざかるとさらさらと足をとられる。心地よい刺激と素足で歩く解放感、すごく幸せな気分になってきた。

ところで素足で浜を歩くと、医学的にはどんな効果があるのだろう? 「和歌山県立医科大学のご協力で調査をしたところなんです」と白浜温泉旅館協同組合の事務局長の片田降通さん。約7カ月間のモニター調査の結果、6〜8割の人にメタボリックシンドロームの基準となる数値に改善が見られた。また、波打ち際を歩くときの心拍数は市街地を歩くときの1〜2割増、体には適度な負荷がかかるが、ひざなどには過度な負担がかからないのだそうだ。健康ウォークにはうってつけ! 何より、海風に吹かれながら歩く気持ちの良さはやみつきになりそうだ。「白い浜なので昼は砂が焼けて熱くなる。歩くなら夕方がおすすめです」と片田さん。
歩いたあとにはビーチ近くの足湯や公衆浴場へ。水着のまま入浴できる「露天風呂しらすな」には足湯も併設されている。番台のある「白良湯」は、浴槽は小さめだが庶民的な風情が魅力。浜から数分歩くと「崎の湯露天風呂」。一度は入りたい豪快な海の湯だ。銀座通りを入ると、飲食しながら足湯につかれる「足湯横丁」。小宴会ができる面白い足湯である。

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文&写真:西村りえ

温泉ライター歴19年。国内外で浸かったお湯は千湯以上。肌でpHを感じ、飲んで湯の成分を確かめるのを信条に、温泉行脚の日々を過ごす。温泉入浴剤にもこだわりあり。
旅行誌などで温泉記事を執筆中。日本温泉地域学会員

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