
レインボー・サーペント(虹蛇の精霊)の物語は、その内容にところどころ違いはあるものの、オーストラリア中のアボリジニ伝説に共通のものだ。
カカドゥでは、その蛇はクランガリという女性で、この地域を旅する途中に、ウビルの岩肌に自らの姿を描いたといわれている。彼女が旅で訪れた場所を結ぶように精霊の通り道ができたという。ウビル、マンガレーManngarre、東アリゲーター川、そしてアーネム・ランド内のさまざまな場所だ。
公園内の伝統的土地所有者にとって、このクランガリは最も強大な精霊だ。もてる時間の大半をビラボンで安穏と過ごす彼女は、ひとたび邪魔されようものならきわめて破壊的になり、洪水や地震を起こすという。そして人間すら食べることがある、と伝える物語も1つ、ある地方に残されている。
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