本文へ移動するhttp://www.jp.msn.com/

トラベル

サブナビゲーション

  • トップ
  • 特集
  • 国内旅行
  • 海外旅行
  • Myページ
  • ニュース
  • イベント情報

下層リンク

  • 東京旅遊
  • 世界遺産を巡る旅
  • ほぼ毎月海外
  • ガイドブックシリーズ
トラベルトップ > 特集 > オーストラリア特集  > ロンリープラネット コラム集トップ > 世界遺産登録 ・それで保証されるものは何か?
ここから本文が始まります
オーストラリア

ロンリープラネット コラム集

世界遺産登録 ・それで保証されるものは何か?

クイーンズランド州

ファー・ノース・クイーンズランドの湿潤熱帯地域は、多様な生物の宝庫だ。オーストラリア国土の表面積のわずか0.01%にすぎないこの地域に、哺乳類の36%、鳥類の50%、蝶類の60%、そしてシダ類の65%が生息している。湿潤熱帯地域の3000kmにおよぶ境界線は、湿地帯やマングローブ林、ユーカリ樹林、熱帯多雨林などさまざまだ。

旅行者、いやオーストラリア人の間でさえ広く誤解されていることがある。デインツリー川とトリビュレーション岬の間の海岸沿いに広がっている、誰もが行ける低地熱帯多雨林、「デインツリー地域」。世界遺産に登録されている湿潤熱帯地域はここだけだと思われているが、実際には、タウンズヴィルからクックタウンにいたる89万4420haにおよぶ沿岸地域と内陸部が登録されている。デインツリー熱帯多雨林地域はブルームフィールド川まで延びており、デインツリー国立公園の一部として保護されている。

デインツリー地域がよく知られるようになったのには、それなりの理由がある。1983年、賛否両論のなか、トリビュレーション岬からブルームフィールド川にいたる海岸沿いの低地熱帯多雨林にブルームフィールド・トラックが建設されたため、デインツリー熱帯多雨林地域を救おうという闘いが世界的な注目を集めたのだ。環境保護派の人々はこの闘いに敗れたが、身体をはって道路建設を阻止したことがメディアに大きく取り上げられた。結果的にはそれが連邦政府を動かし、1987年のクイーンズランド湿潤熱帯多雨林地域の世界遺産申請につながった。クイーンズランド州政府や製材業者は激しく抵抗したが、この地域は1988年に世界遺産登録された。一番大きな成果は、この地域において商業目的の森林伐採が禁止になったことだ。

しかし、話はそこで終わらない。観光客が最も多く訪れるカウ湾エリアは、固有な絶滅危惧種の植物が生えている貴重な地域だが、ここは自由保有権のある私有地で、現在、1000区画にものぼる不動産物件が分譲されている。あたりを見回せば、「売り地」という看板だらけだ。残念ながら世界遺産登録は、土地の所有権や管理には効力を持たないのだ。

1994年に、土地を買い戻そうとするデインツリー保護プログラムが立ち上げられた。この地域の土地を整理統合し、公有地を増やそうとしている。土地の開墾に伴う、生息種の絶滅を食い止めるのが狙いだ。詳しくはホームページwww.austrop.org.auを見てほしい。

注目情報

Text & maps © 2008 Lonely Planet Publications. All rights reserved.
Photos © 記載の写真家。Lonely Planet Images より掲載、使用許可は右記のURLから可能 www.lonelyplanetimages.com

内容のいかなる部分もロンリープラネット社の許諾なしに複製・複写・放送・データ配信することはかたくお断りします。内容は、ロンリープラネット社のガイドブック英語原書『Australia』の日本語版『オーストラリア』(メディアファクトリー刊)から引用しています。

執筆者、コンテンツ提供者と日本語版発行者である(株)メディアファクトリーは可能な限り正確な情報を記載するよう努めているが、本情報の使用により被った一切の損失、損害に対しては責任を負うものではない。

  • (C) 2008 Microsoft
  • 使用条件
  • プライバシー
  • 迷惑メール対策

お問い合わせ・ご意見・ヘルプ

  • サイトマップ
  • お問い合わせ・ご意見
  • ヘルプ