
市外局番 108 ・人口2万9900人
パースPerthよりほんの少し早い1826年に造られたアルバニーは、ヨーロッパ人の植民地としては州内で最も古く、南部地域の商業の中心地としてにぎわっている。ヨーロッパ人が入植するずっと以前はアボリジニの人々の居住地だった。それを証明する形跡は数多く、特にオイスター港Oyster Harbour周辺に見られる。アルバニーは手付かずのビーチやゴツゴツした海岸線、有名なキング・ジョージ海峡King George Soundに恵まれ、今ではダイビングのメッカとなっている。1970年代後半まで捕鯨船の港として栄えた。現在でもアルバニーにとってクジラが重要なことに変わりはないが、うれしいことに、銛(もり)ではなくカメラの標的として人気を博している。
市外局番 102 ・人口 30万9800人
キャンベラは、市内および周辺に湖畔の公園、緑豊かな丘陵、繁茂するブッシュに囲まれた自然豊かな街である。地元の人たちは、秋の何百本もの木々の紅葉の素晴らしさや、冬のすがすがしく晴れた日々(その時期は1日の日照時間が平均6時間となる)、また春に咲く色とりどりの花や、暑い夏の日に楽しむウォーターホールの深みに飽きると、キャンベラ市内に選ぶのに困るほど林立する博物館を訪れて文化の香りに浸るか、ヘルシーさを競い合う多くのレストランやカフェで舌鼓を打っている。カンガルーが飛び跳ねているのを時折見かける、オーストラリアでも数少ない街のひとつでもある。
平穏で秩序正しいオーストラリアの首都、特にまさに同じような景観の郊外は、すべての人の好みに合うとは言いがたい。しかし、キャンベラの均一的な公共サービスが発達した時代はすでに終わり、現在では労働力の半数以上が民間で働いている。芸術が盛んで、劇場やギャラリーは深みのある、刺激的で美しいデザインの作品であふれている。
キャンベラを歩いてみると、興味をそそる現代建築、気晴らしを求めて歩き回る大学生たち、キャピタル・ヒルやその周辺に点在する政府の建物、そして増えつつある酔っ払いに出会うだろう。さあ、頭を柔らかくして可能性を探しに出かけよう。
市外局番 108 ・人口2万5000人
地元では“フレオFreo”と呼ばれるフリーマントルは、パースの郊外には違いないが、上流にある大都市とはまた異なる肩ひじ張らない雰囲気や歴史観を持ち、独自のアイデンティティーを保っている。漁船の群れや港に面した数多くのレストラン、開発中のヴィクトリア・キーVictoria Quay地区に新しく作られた印象的な海洋博物館まで、スワン川の河口にある港町はフリーマントルの顔となっている。古き良き時代を思わせる遺産級の建物や名所旧跡もあるが、多くの人にとって、にぎやかな日曜集会で羽をのばしたり、有名な“カプチーノ通りcappuccino strip”でラテをすすりながらのんびりを午後を過ごしたり、太陽がじりじり照りつけた一日の終わりに町を吹き抜ける風、フリーマントル・ドクターFremantle Doctorに爽やかさをもらったりといった、体で感じられることにフレオの魅力を見出している。
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