
緑豊かで、太陽の光に恵まれたオーストラリアの東海岸の旅は、多くの旅行者が選ぶ定番コースだ。生活水準の高いシドニーからビーチの点在する海岸線を北上し、熱帯地域の観光の中心地ケアンズに至る。
シドニーの都会的な虚飾を後にすると、パシフィック・ハイウェイPacific Hwyはニュー・サウス・ウェールズ州中央部・北部の町を縫うように走る。ビーチ周辺ののどかな風景があちこちで見られる。途中、周辺から隔絶されたように静かなスティーヴンズ湾、水上スポーツの天国のマイオ・・・
シドニーに別れを告げたら、日に焼けた鼻を北に向け、東海岸に沿ってクイーンズランド州に入る。タウンズヴィルからは西に向きを変え、地下は坑道だらけの鉱山の町マウント・アイザに向かう。レッドセンター(ノーザン・テリトリー南部)を活発に歩き回ったら、テナント・クリークを経由してアリス・スプリングスに立ち寄る。さらにウルル(エアーズ・ロックAyers Rock)の威容を眺めたら再び北上してダーウィンに至る。ウェスタン・オーストラリア州に入って、小ぎれいな町カナナラで一服、そこからグレート・ノーザン・ハイウェイGreat Northern Hwyを走ると・・・
孤独を好み、野性味のある旅をしたい人なら、オーストラリアのアウトバックにはほれ込むことだろう。縦横に走る無数の道路やトラックの中には舗装道路もあるが、たいていはただの車のわだちと大差ないものだ。しっかり踏み固められた道から外れるのは危険を伴う可能性も高い。どこへ向かう場合でも情報をしっかり集め、準備を怠りなくしよう。
熱帯地方からインド洋沿岸にまで至る、長くて困難な道のりだ。ケアンズからスタートしよう。ケアンズからは、ヨーク岬まで、骨の折れる道の・・・
自分の鼻がブドウの香りを嗅ぎつけるのにまかせ、ワイナリーをめぐるのが最高という人なら、ブドウを育てるオーストラリアの大地には風味豊かなワインがあふれていることに気づくはずだ。国際的にも評価の高いワイン用ブドウの産地として揺るぎない地位を占めている地域のひとつがバロッサ・バレーだ。60を超えるワイナリーが集中し、試飲しきれないほど多様なワインがある。サウス・オーストラリア州で訪ねる価値のある生産地帯としては、その北側に接し、上質のリースリングが作られるクレア・バレーもある・・・
オーストラリアには、要求のうるさい子供や目の肥えた子供をもひきつけるような見どころやアクティビティが自然、人工物を問わず非常に多い。逆らい難い魅力を持つ、超大型の娯楽を求めるならゴールド・コーストへ行こう。大金を投じて作られたテーマパークがいくつもあり、スリル満点の乗り物などが楽しめる。スワン・ヒル開拓入植地のような歴史の町ではさらにうまく演出されたアトラクションがあり、誰でも外輪蒸気船やクラシックカー、馬車に乗ってみることができる。またオーストラリア名物を大きくした、安っぽい巨大モニュメントも、子供は喜びそうだ・・・
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