
ハワイで一番長いビーチを歩いたり、遠くマウイ島のハレアカラから昇る朝日を眺めたりするのが趣味ならば、ここはあなたにうってつけの場所だろう。古いハンセン病の集落まで崖沿いの道を歩けるのはここだけだし、信号をまったく見ずに島全体をドライブできるのもここだけだ。ようこそモロカイへ。この島には未来がうらやむような過去が残っている。
カウナカカイの冬の一日平均気温は70°F(約21℃)で夏が78°F(約26℃)。年間平均降水量は14インチ(約366mm)だが、こうした数値は、モロカイの微気候について何の説明にもならない。西部は乾燥した起伏のある牧場地帯、中部は岩が多く、密集した雨林がカマコウ周辺の山地へ続く斜面に広がっており、北と東の海岸は緑と雨が多い。
時間に余裕があるなら、マウイ島からフェリーに乗ろう。飛行機に乗るより人と交流できるし、景色もよく見える。午後の便にすれば、ほぼ一年中夕日が堪能できるし、冬ならブリーチングするクジラを見て感動するかもしれない。
■飛行機で
モロカイ(ホオレフア)空港Moloka‘i (Ho‘olehua) Airport(略称MKK)はとても小さく、荷物は外にある長い台で受け取るが、レンタカー・ブース、スナック・バー、カクテル・ラウンジ、公衆電話、時々スタッフがいるインフォメーション・デスクがある。モロカイ島の無料新聞はここでもらおう。モロカイ以外の新聞もここで売っている。
アイランドエアーIsland Airはハワイの地域航空で、ホノルルからモロカイ島まで1日8本の直行便があり、カフルイ(マウイ島)からは2便ある。ホノルルの地域航空ターミナルは、インターアイランド・ターミナルから歩いて10分のところにある。ハワイアン航空Hawaiian Airlinesには、ホノルルからモロカイへ毎日飛ぶ午後の便がある。その他の島と行き来する便は、直行便ではなく、ホノルルで飛行機を乗り換えることも多い。島間を結ぶ便の遅れやキャンセルも頻繁に起こる。
モロカイとホノルルの間を一番安く飛ぶには、注文に応じて不定期に運航する軽飛行機を利用する。通常1000フィート(300m)前後の高度で飛行するため、低予算旅行者の遊覧飛行のようだ。乗客が確保(普通は3〜4人なのでグループ旅行者にぴったり)できたときのみ飛ぶ。以下の4つの小さな航空会社が、モロカイまで飛んでくれる。
ジョージズ・アビエイションGeorge’s Aviationホノルルまで片道$50、往復$90。
モロカイ・エア・シャトルMolokai Air Shuttleホノルルまで片道$55、往復$90。
パシフィック・ウィングズPacific Wingsホノルルまで毎日1便(@往復$90)。ホノルルからカラウパパへも毎日定期便(@往復$140)を運航している。
パラゴン・エアParagon Airマウイ、モロカイ、ラナイ島間の便(@往復$95)があり、マウイからカラウパパ半島まで毎日ツアー(@$225)を実施している。
■船で
モロカイ・プリンセスMolokai Princessは、月〜土曜にカウナカカイ埠頭からラハイナ(マウイ島)へ行くフェリーを運航しており、5:30と14:30に出発し、日曜は15:00にも出る。逆方向のラハイナ発は、月〜土曜の6:30と、毎日の17:15に出る。パイロロ海峡Pailolo Channelを通って約1時間45分かかるが、航路が荒れているときはさらに時間がかかる場合もある。おそらくパカロロ(マリファナの意)海峡という愛称がついたのはこのためだろう(マリファナは船酔いを軽減する)。チケットはカウナカカイ埠頭かラハイナの切符売り場で買え、クレジットカードも使える。カードならインターネットか電話でも購入可能。
Text & maps © 2008 Lonely Planet Publications. All rights reserved.
Photos c 記載の写真家。Lonely Planet Images より掲載、使用許可は右記のURLから可能 www.lonelyplanetimages.com
内容のいかなる部分もロンリープラネット社の許諾なしに複製・複写・放送・データ配信することはかたくお断りします。内容は、ロンリープラネット社のガイドブック英語原書『Hawaii』の日本語版『ハワイ』『Hawai'i - the Big Island』の日本語版『ビッグアイランド ハワイ島』(メディアファクトリー刊)から引用しています。
執筆者、コンテンツ提供者と日本語版発行者である(株)メディアファクトリーは可能な限り正確な情報を記載するよう努めているが、本情報の使用により被った一切の損失、損害に対しては責任を負うものではない。