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ハワイガイド|オアフ南東部 - MSNトラベル×ロンリープラネット

ハワイ

エリア別ガイド

オアフ南東部

コオラウ山脈Ko‘olau Rangeのふもとを囲むように延びた島南東部の海岸沿いには、オアフでも指折りの風景を誇る場所がある。ダイヤモンドヘッド、ハナウマ湾Hanauma Bay、ボディーサーフィン・スポットとしてオアフで一番有名なビーチが連なるこの地域は、ワイキキからは車でほんの20分だ。

ダイヤモンドヘッドの東で1号線(H1)はカラニアナオレ・ハイウェイKalanianaole Hwy(72号線)に変わり、カハラKahalaの高級住宅街、連なるショッピング・センター、山間の谷へと延びる住宅開発地を通り過ぎていく。

起伏に富んだハイウェイは、ココ・ヘッド一帯とマカプウ・ポイントMakapu‘u Pointをくねくねと曲がりながら抜けていく。くっきりとした岩層を見せる岩山、火山のクレーター、溶岩の海食崖など、この地域は地質学的に見ても非常に興味深い。

ダイヤモンドヘッド

標高763フィート(228m)のダイヤモンドヘッドは、凝灰石の円錐丘とクレーターからなる。オアフ島の火山活動がおおかた停止したずっと後になって、地中深くで大きな水蒸気爆発が起こり、その結果形成されたものだ。ワイキキの背にそびえるその姿は、太平洋屈指の知名度を誇るランドマークとなっている。

現在ダイヤモンドヘッドはステート・モニュメント(州記念物)となっており、ピクニック・テーブルとトイレを備え、飲料水もある。ここへ来たら必ずハイキングしよう。クレーターの縁を歩けば、素晴らしい景色を一望できる。

ダイヤモンドヘッドのすぐ東には、高級住宅街のカハラが広がっている。ブラック・ポイントBlack Point周辺の豪邸、カハラ・マンダリン・オリエンタル・ホテルKahala Mandarin Oriental Hotel、便利なカハラ・モールKahala Mallで有名な地区だ。

歴史

かつてハワイの人々はここをレアヒLe‘ahiと呼び、頂上にはルアキニluakini(生け贄の神殿)を建てた。しかしイギリス人船員たちが太陽を浴びてキラキラ輝く方解石の結晶を山肌に見つけ、それをダイヤモンドと勘違いした1825年以来、ダイヤモンドヘッドと呼ばれるようになった。

1909年、クレーターの縁に米軍がルーガー要塞Fort Rugerを建設し始めた。トンネルを張り巡らし、クレーターの縁には大砲の砲台、えんぺい壕、監視所を配したのだ。要塞は第二次世界大戦中に補強されたが、ここからは一発の弾も発射されることなく、ただ静かに見張り役を務めてきた。

アクティビティ

■ハイキング
頂上までのウォーキング・コースは、クレーターの縁に点在する軍の監視所へ向かう通路として、1910年に造られたものだ。標高差が560フィート(168m)とかなり道は急勾配だが、頂上までの距離はほんの4分の3マイル(1.2km)だし、子供からお年寄りまで大勢の人が歩いている。往復で約1時間の道のりで、必ず飲み水を持っていったほうがいい。

乾燥したクレーターには、キアヴェkiawe(マメ科のメスキートmesquiteの木の一種)、雑草、コアの木、野生の草花が茂っている。道沿いに咲いている山吹色の小さな花は、オアフの島花となっている、オアフ原産のイリマilimaだ。

坂を上り始めると、頂上はやや左寄り前方、だいたい11時の方向だ。20分ほど上っていくと、長くて暗いトンネルに入る。天井は頭をぶつけないで歩けるくらいの高さはあり(手すりも付いている)、小さな明かりがついているがうす暗い。トンネルはカーブしているので出口に近づくまで明かりが見えず、ちょっと気味が悪い。

この長い上り坂はトンネルで終わりだろうと思ったら、明るい外に出ると99段の急な階段が待っている。その後短いトンネルを抜け、暗い壕の中の狭いらせん階段を上り、そして最後に271段の階段を上り切ったらついにゴールだ。頂上へ到着したら、急斜面になっているところがあるので注意しよう。

頂上からは360度の最高の眺めが楽しめる。南東部の海岸からココ・ヘッド、ココ・クレーターまで、リーワード・コーストからバーバーズ・ポイントとワイアナエ山脈までを見渡せて、真下にはカピオラニ公園とワイキキ・シェルWaikiki Shellが広がっている。さらに灯台、サンゴ礁、ヨット、それにときにはダイヤモンドヘッド・ビーチで波を待っているサーファーの姿まで見えるだろう。頂上はかなり強い風が吹くこともあるので、すぐ下には飛ばされた帽子がいくつか散乱している。帽子はしっかり押さえておこう!

ダイヤモンドヘッド・ビーチ

ダイヤモンドヘッド・ビーチはサーファーやウィンドサーファーに人気があり、数は少ないがピクニックを楽しむ人もいる。コンディションは中級から上級のウィンドサーファー向きといったところで、波が高いときは思う存分波に乗れる。小さなビーチで、シャワーはあるものの、その他の設備はない。

風と波が穏やかなときは特に見るべきものもないので、ここへはドライブがてら車で来る人が大半だ。ワイキキから行く場合、カラカウア通りからダイヤモンドヘッド通りへ入ろう。灯台を過ぎるとすぐに駐車場がある。駐車場の外れまで東へ歩くと、ビーチへ続く舗装された歩道に出る。自分の車がない人は、ワイキキからだいたい1時間おきに出ている14番バスに乗ろう。

ハナウマ湾自然保護区

ハナウマ(「曲った湾」の意)は、火山のクレーターが沈降してできた、サファイア色とターコイズ色の水をたたえる広々とした湾。1967年に海洋生物保護区に指定されている。かつては釣りスポットとして人気があったが、魚はほとんど釣り尽くされてしまった。今では魚は食べられることもなく保護されており、何千匹もの群れになって泳いでいる。見晴らしのきく場所へ上っていけば、湾の端から端まで広がるサンゴ礁を一望できる。キラキラ光る銀色の魚の群れや、鮮やかなブルーがまぶしいブダイ、それにもしかしたらウミガメにだって遭遇するはず。もっとカラフルな海の生き物たちを見たければ、マスクをつけて海に飛び込み、じっくり海中を観察しよう。

一見魚でいっぱいのようには見えるが、ハナウマはまだまだ本来の姿からは程遠い。この湾はとてつもなく人気があり、年間100万人以上の観光客が訪れるため、浅瀬のサンゴ礁が徐々に傷つけられているのだ。しかし問題を改善していこうという努力も試みられてる。そんな努力に少しでも貢献したければ、サンゴの上に立たないようにしよう。同じ理由から、魚に餌をやることも禁止されている。

アクセス

ハナウマ湾はワイキキからカラニアナオレ・ハイウェイ(72号線)沿いに10マイル(16km)。午前中の半ば頃までには駐車場がいっぱいになっていることもあるので、早めに出かけたほうがいいだろう。駐車場がいっぱいなら、ココ・マリーナ・ショッピング・センターKoko Marina Shopping Centerに車を停めて、入口まで坂を上って歩こう。

22番と58番バスがどちらもハナウマ湾行き(58番はシー・ライフ・パークSea Life Parkまで行く)。ただし、どちらかというとハナウマ湾の入口に停車する22番のほうがいい。58番の場合、入口から4分の1マイル(400m)ほど下で降りることになる。

ワイキキのクヒオ通りKuhio Aveからハナウマ湾へ向かうバスは8:15〜15:55の間、運行されている。ハナウマ湾からワイキキへ戻る最終バスは、月〜金曜は17:40、土・日曜は17:55出発だ。

ココ・ヘッド地域公園

ハナウマ湾、ココ・ヘッド、ハロナブローホールHalona Blowhole、サンディ・ビーチSandy Beach、ココ・クレーターKoko Craterを含むココ・ヘッド地域全体が、郡立の地域公園となっている。ココ・クレーターとココ・ヘッドは、どちらもオアフ島最後の火山活動で1万年前に形成された凝灰岩の円錐丘だ。ココ・ヘッドに隣接している広大な開発地区は、コンドミニアム、住宅、ショッピングセンター、マリーナそしてハワイ・カイ・ゴルフコースのあるハワイ・カイHawai‘i Kai。気候のよい郊外の風景だ。

マカプウ・ビーチ・パーク

波の高さが12フィート(3.6m)を超えることもあるため、冬場のマカプウ・ビーチはオアフでもトップクラスのボディーサーフィン・スポットになっている。それに、このビーチのショアブレークは、オアフ最高だ。サンディ・ビーチと同じく、マカプウは荒波や危険な潮流をさばききれるベテランのボディーサーファー限定の聖域といえる。ここではサーフボードの使用は禁止されている。夏は海が穏やかな日もあるので、水泳を楽しめる。

ビーチはシー・ライフ・パークSea Life Parkの向かいにある。背後には崖がそびえ、遠くに灯台の姿も見えて、なかなか美しい場所だ。また、2種類のハワイ原産植物が豊富なところで、ビーチわきにはナウパカnaupakaが、駐車場わきには山吹色のイリマilimaが茂っている。

シー・ライフ・パーク

ハワイ唯一の海洋動物園(で、巨大な30万ガロン(114万l)の水槽が一番の見もの。この水槽には、ウミガメ、ウナギ、トビエイ、シュモクザメ、カラフルな何千匹ものリーフフィッシュが泳いでいる。深さ18フィート(5.4m)をらせん状のスロープが囲んでいるので、さまざまな深さから魚たちを観察できる。

いくつかのインタラクティブ・プログラムに加え、通常のテーマパーク風の楽しい催しもある。たとえば毎日12:30からは、調教されたバンドウイルカが主役のショーが行われる。イルカがフラを踊ったり「美しき島娘」を乗せて泳いだりと、内容はかなり俗受けを狙っているようだ。

園内にはカリフォルニアアシカの大きなプールと、珍しいハワイモンクアザラシの小さめのプールがあり、海で保護された子供のアザラシも数頭いる。こうした子供は成長すると自然の生息地へ放される。ほかに、ペンギンのブース、ミドリウミガメのいるカメ池、アカアシカツオドリ、アホウドリ、大きなグンカンドリが生息する海鳥の保護区がある。

入場料を払わなくても園内のカフェテリアとギフトショップには入れるので、そこから無料でアザラシやアシカのプールをちらっと見ることができる。メインの駐車場は有料(@$3)だが、チケット売り場を過ぎて「余備駐車場additional parking」という看板が出ているところまで行けば、無料で駐車できる。22番(ビーチ・バス)、57番(カイルア/シー・ライフ・パーク行き)、58番(ハワイ・カイ/シー・ライフ・パーク行き)のバスは、どれもこのパークに停車する。

ワイマナロ

ワイマナロ湾Waimanalo Bayにはオアフで最長のビーチがあり、マカプウ・ポイントからワイレア・ポイントWailea Pointまで、5.5マイル(8.8km)の白い砂浜が続いている。約1マイル(1.6km)沖合の長いサンゴ礁がどんな大波でも分散させてしまうので、浜辺の大部分は穏やかだ。

ワイマナロには3つのビーチ・パークがあり、すべてがキャンプ施設を備えている。景色のいいところだが、安全面では問題もある。

パリ・ハイウェイ

パリ・ハイウェイ(61号線)は、緑が茂る美しい眺めのコオラウ山脈を抜けていく、ホノルルとカイルアを結ぶ道路。とても景色のいい短いハイウェイで、激しい雨が降るたびに、山のくぼみや裂け目を滝のように細長く水が伝い、道路に流れ落ちてくる。4マイルマーカーを過ぎたあたりで右側を見上げると、パリ(崖)の頂上から深さ15フィート(4.5m)ほどの切り込みが2カ所入っている。この切り込みは、カメハメハ1世が大砲の砲台として掘らせたものだといわれている。

ホノルルとウィンドワード・コーストを結ぶ最初の道路は、古代の歩道をたどったもので、いくつもの崖を越える曲がりくねった非常に危険なルートだった。1845年にこの道は馬が通れる幅に拡張され、その後もう一度、玉石を運搬する台車が通れる幅に広げられた。1898年には、同じルートにオールド・パリ・ハイウェイOld Pali Hwyが敷設されている。この道路は、コオラウ山脈を貫通するトンネルが爆破された後、1950年代に使用されなくなった。現在の複数車線のパリ・ハイウェイは、その後開通したものだ。

環状道のオールド・パリ・ハイウェイ(ヌウアヌ・パリ・ドライブNu‘uanu Pali Dr)は今でも車で通れるし、さらに1マイル(1.6km)ヌウアヌ・パリ展望台Nu‘uanu Pali Lookoutから歩いていくことができる。

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