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イタリア世界遺産|サン・ジミニャーノ - MSNトラベル×ロンリープラネット

イタリア

サン・ジミニャーノ

サン・ジミニャーノ 歴史地区

サン・ジミニャーノ

David Tomlinson

東から丘の頂上まで上っていくと、この城壁の町の14の塔は中世のマンハッタンのように見える。そして町に入ると、マンハッタンの半分の人が移動してきたように感じるだろう。シエナとフィレンツェから行きやすいサン・ジミニャーノには旅行者が殺到する。冬か早春に来れば、多少物思いにふけることができるが、夏だと観光客をよけるのに苦労するだろう。そんな季節でも最終バスが出た後は、平穏とさえいえる一味違うサン・ジミニャーノが体験できる。 写真を拡大する⇒

こうした人気にはもっともな理由がある。かつて72本を数えた塔は、中世のこの町に君臨した一族の力と富の象徴だった。「美しい塔の町サン・ジミニャーノ」(のうたい文句に反して、デザインに乏しく単調で、ただ天突く高さに圧倒されるだけ)は、肥沃な緑の大地に囲まれ、実に魅力的な環境の中にある。

元はエトルリア人の村で、町の名称は、フン族のアッティラから町を救ったといわれるモデナの司教サン・ジミニャーノにちなんでいる。1199年にコムーネcomune(自治都市)となったが、ヴォルテッラとは継続的に争っていた。その後の2世紀間は、教皇派(グエルフィ)のアルディンゲッリ家と皇帝派(ギベッリーニ)のサルヴッチ家の内部抗争で町は分裂。塔のほとんどはこの時期に建てられた。13世紀には、ポデスタpodestà (執政長官)が、自分の51mの塔より高い塔の建設を禁じた。1348年、ペストが人口の多くを奪って、貴族の力が弱体化し、1353年に町はフィレンツェに屈した。現在は夏に観光客が殺到する。

注目情報

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