
ルネサンス期の城壁が残る
ルネサンス期の堅固な城壁に囲まれたルッカは、トスカーナ州をめぐるツアーでも必ず立ち寄られる魅力的な町。アプアーネ山脈Alpi Apuaneやガルファニャーナ地方Garfagnanaを探索するベースにも最適だ。 写真を拡大する⇒
エトルリア人によって築かれた町だが、紀元前180年にローマの植民地となった。12世紀には絹交易で繁栄し、コムーネcommune(自治都市)となった。1314年、一時的にピサPisaの支配下に入ったが、カストルッチョ・カストラカーニ・デッリ・アンテルミネッリという傭兵隊長の指揮のもとに再び自由を取り戻し、その後500年近くの間、独立した共和国であり続けた。
だが、それもナポレオンによって1805年に終止符が打たれた。彼はイタリア領土を支配するためにルッカを公国にして、一族の人物(最初は妹のエリーザ)を何度となく送り込んではこの地を治めさせた。その12年後、ルッカはブルボン家の公爵領となり、やがてイタリア王国に統合された。
ルッカは今も農産業の中心地だ。長らく平和な状態が続いたため、城壁は攻撃されることもあまりなく、ほぼ完全な形をとどめている。
中心は、サン・ミケーレ広場
鉄道駅は、城壁のすぐ外にあるリカゾーリ広場Piazza Ricasoliに面している。駅から西に向かってリソルジメント広場Piazza Risorgimentoまで歩き、サン・ピエトロ門Porta San Pietroから城壁の中へ入る。ヴィットーリオ・ヴェネト通りVia Vittorio Venetoに沿って北へ向かい、大きなナポレオーネ広場Piazza Napoleoneを越えると、サン・ミケーレ広場Piazza San Micheleに至る。ここがルッカの中心部だ。

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