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イタリア完全踏破|パレルモ - MSNトラベル×ロンリープラネット

イタリア

パレルモ

陽気で気さくで激しいパレルモ人

パレルモ

John Elk III

矛盾に満ち、全体像を把握しがたいパレルモだが、決して見過ごすことはできない町だ。外見は色あせてみすぼらしく、騒々しくてほこりっぽいという南地中海の典型的都市。だがその内側には、沸き立つような情熱と魅力が秘められている。ある時はアラブ人の管轄に置かれ、ある時はノルマン人王国があり、12世紀にはヨーロッパ最大の都市となったパレルモ。しかし近年では、ニュースの見出しに踊る暗殺や犯罪、市政の汚職、気のめいるような荒廃などで名声を、いや「悪評」をかっている。 写真を拡大する⇒

衰退の影にあってもパレルモは、欧州諸国の素晴らしい首都にも劣らない文化的、建築的、歴史的財産が豊富に残る美しい都市なのだ。東西の交差点に位置し異文化が影響を与え合ったこの町には、ビザンティン、アラブ、ノルマン、ルネサンス、バロックなどの各様式が見事に融合した独自の建築物が生まれた。そしてまたパレルモ人自身も、その魅力的な顔立ちや社会慣習の中にコスモポリタンであった過去をしっかりと受け継いでいるようだ。


町自体がそうであるように、パレルモ人の気性もまた激しい。しかし同時に、温厚で気さくで、素朴にも洗練された形ででも、人生の快楽をとことん楽しもうとする人たちだ。彼らを知るにはかなりの観察力と時間を要するが、パレルモに精通するのと同様、骨を折っても得るものは大きい。

オリエンテーション

交差点を中心に4つの地区に分かれる

パレルモは広いが把握しやすい町だ。目抜き通りのマクエダ通りVia Maquedaは、途中でルッジェーロ・セッティモ通りVia Ruggero Settimoと名を変えて、南側の鉄道駅から北側にある大きな広場カステルヌオーヴォ広場まで至っている。ここから通りは、19世紀後半のアパートが立ち並ぶ緑豊かなリベルタ通りViale della Libertaとなり、町のもう半分を占めるモダンな街並みが始まる。


マクエダ通りと交差するヴィットリオ・エマヌエーレ大通りCorso Vittorio Emanueleは、ラ・カラLa Calaの港から大聖堂Cattedraleやノルマン宮殿Palazzo dei Normanni方面へ東西に走っている。歴史的中心地は、クアットロ・カンティQuattro Canti(「四つ角」の意)という名で知られる交差点によって、4つの地区に分かれており、パレルモの見どころのほとんどはこのあたりにある。マクエダ通りに並行するローマ通りVia Romaは旧市街で2番目の目抜き通りで、庶民的で人出のある大通りだ。マクエダ通りを南下して鉄道駅までと、駅からローマ通りを北上するルートは一方通行になっている。

マップ

パレルモ
注目情報

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Photos c 記載の写真家。Lonely Planet Images より掲載、使用許可は右記のURLから可能 www.lonelyplanetimages.com

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