韓国

キョンギド

地下の戦争

パンムンジョムには、北朝鮮のトンネル掘削工作について、次のような真鍮の説明プレートが掲げてある。プレートが掲げられた後の1990年にも、韓国の領土に1km侵入した4本目のトンネルが発見された。

1974年11月15日、大韓民国国軍(ROKA)兵士がDMZの南側区域のパトロール中、地面から立ち上る蒸気に気づいた。調べようと兵士たちが地面を掘ると、北朝鮮の狙撃兵から攻撃を受けた。韓国軍の部隊はまず現場の安全を確保し、次いで、北朝鮮から韓国の領土に1.2km浸透したトンネルが掘られているのを発見した。11月20日には、国連軍(UNC)調査チームの2人がトンネル内部にいたところ、北朝鮮側が埋設していたダイナマイトが爆発して死亡。キャンプ・キティーホークCamp Kitty Hawkのブリーフィング・ホールには、死亡者の一人であるロバート・N・バリンジャー少佐の名前が付けられている。

1975年3月、UNCトンネル探査チームが北朝鮮によって掘られた第2のトンネルを発見した。同年9月、北朝鮮エンジニアが脱北、この共産主義国家のトンネル掘削活動に関する貴重な情報をもたらした。この情報に基づいて、1978年10月、トンネル探査チームは3本目のトンネルの掘削を、パンムンジョムまであと2kmないというところでとどめることに成功。

今日も、北朝鮮はDMZの地下でトンネルを掘り続けている。国連と韓国軍はトンネル探査チームを出動させ、24時間体制でこうしたトンネル攻撃を遮断すべく探査を続けている。

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