
レストラン
韓国語では“レストラン”をシッタン(食堂)sikdangといい、自慢料理を名前にしている店が多い(たとえば、サムゲタンsamgyetang、カルビgalbi、ッサムバプssambap、ハンジョンシクhanjeongsik、フェッチプhoetjipなど)。あまり値の張らない料理を出す店の中には、プンシク(粉食)bunsikと呼ばれるものもある。店の名前にヤクス(薬水)yaksuと入っているのは、健康によいとされる料理を出す店だ(薬草を飼料に与えられた牛など)。刺身を出す店は、目立つように“フェhoe(刺身)”という看板を出しており、海岸沿いならほとんどどこにでもある。
韓国の多くの都市には、その土地や地域の名物料理があり、専門料理店が集中している通りや地区もある。いくつか例をあげよう。
通常、ピビンパbibimbapやトゥェジカルビdwaejigalbi(ポークリブ)などは7000W未満で食べられるが、カルビgalbiは1万3000Wほどする。スープや鍋料理はだいたい5000W前後だ。パンチャンbanchanは食事の値段に含まれており、一般的に無料でおかわりできる。ご飯を別途注文すると1000W程度。メニューに載っている2万W以上の料理は通常、魚まるまる1匹、あるいは海鮮鍋などのように、大勢で取り分けて食べる料理だ。
市場
市場には個性的な人々があふれており、何も買わなくても、ただ眺めているだけで楽しい。屋台や小さな飲食店と並んで、肉屋や、野菜、キムチkimchi、麺、ドリンク、基本的な食材を売る人々が見られる。市場でのショッピングが、最も韓国らしい買い物のしかたといえるかもしれない。
屋台
おいしいものを食べる機会は、観光名所、商業地域、住宅地などどこにでもある。屋台の食べ物で一般的なのは、スンデsundae(野菜や春雨などを豚の腸に詰めたソーセージ)、トッポッキtteokbokgi(餅の辛味炒め)、タッコッチdakkochi(唐辛子、生姜、醤油のたれに漬けた串ざしの焼き鳥)、そしてやや抵抗感があるコドゥンgodung(巻貝)、ポンデギbeondegi(蚕のさなぎ)だろう。オデンodeng(魚介の練り物を魚のだしのスープで煮込んだもの)も、よくある屋台の味だ。
甘いものを食べたい気分なら、ホットクhodeok(小麦粉の生地を焼いた甘いお菓子)か、なじみのあるアイスクリムaiseukeurim(確かにアイスクリームと音がよく似ている)を試してみよう。
コンビニエンス・ストア
韓国のコンビニエンス・ストアは、清潔で評判もよく、とても便利だ。一部の都市では、どの街角にも、ミニストップ、ファミリーマート、LG25、セブン─イレブンなどの店舗が必ずある。ドリンクやスナック菓子、軽食、日常用品を買うには格好の場所だ。多くの店は、食事をとることができるよう、店内に立食カウンターや簡易的な座席を用意している。
主力商品は、即席麺、キンパプgimbap、サンドイッチ、ソフトドリンク、アイスクリーム、チョコレートなどで、すべてリーズナブルな価格設定になっている。ただし果物は高いかもしれない。ビール、焼酎sojuを売っている店もある。
ファストフード
韓国で1週間も過ごすと、黄色いM印にまさるものはないと思い始める旅行者も出てくるだろう。そういう人のニーズにも韓国はちゃんと対応できるので安心してほしい。韓国の大都市には国際資本のファストフード店があふれており、通常メニューに加えて、韓国風にアレンジされた商品も揃っている。せっかくなので、地元韓国でファストフード業界に打って出たロッテリアに行ってみるのもいいだろう。キムチkimchiバーガーにプルコギbulgogiバーガー、エビバーガー、ライスバーガー(ご飯をバンズ代わりに使っている)など、さまざまな商品を用意している。多国籍企業にも独自の韓流メニューがあるが、ロッテリアならまさに “家庭料理”の味が楽しめる。
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