ネパール

ロンリープラネット コラム集

革命と旅行

ネパールについて

毛沢東主義派と政府軍の戦いが加熱していた2002年3月、毛沢東主義派の中心人物であるバブラム・バッタライが“外国人観光客への公開状”を公表した。その中で、毛沢東主義派は観光業と観光客を歓迎するといっている。なぜなら、「われわれは、急速に経済を発展させ、国家や国民を豊かにするために、自然界の資源や文化資産を最大限に利用する」のだという。しかし、その後で警告もしており、「旅行者が、うっかり抗争中の軍隊の一斉射撃に巻き込まれる可能性もある」とし、「戦闘活動が行われている地域に、あえて入らないように」と忠告している。しかしながら、「革命軍によってしっかりと統治されている、革命軍の本拠地がある区域への訪問は大いに歓迎する」ともいっている。

その後、毛沢東主義派と政府軍の間に停戦協定が結ばれた。とはいえ、バッタライのメッセージに見られる警告は、まだしっかりと心に刻んでおく必要があるだろう。遠隔地に足を踏み入れる場合は、現在の政治状況を調べてからにしよう。

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