
毎朝、女性たちが、さまざまなごちそうがいっぱいの皿(普通は銅製)を抱えて街を歩く姿がネパールのあちこちで見られる。この女性たちは朝食を配達しているのではなく、プジャPujaと呼ばれる毎日の大切な儀式の一端を担っている。皿には、花びら、米、ヨーグルト、果物、菓子などが載せられ、地元寺院の神々への供え物になる。それぞれの品物が決められた手順で神に振りかけられ、供え物が奉納されたと神々に知らせる鐘が鳴らされる。奉納が済むとその供え物は神からの恩寵に変わり、奉納者に一部が返される。朝の外出から戻ると、女性は神の恩寵を家族一人ひとりに少しずつ与える。プジャは莫大な数のヒンドゥー教崇拝の行を表現しており、簡素な献供もあれば、恐ろしい神々たちを鎮めるために少し気張って動物の生けにえを捧げるものもある。
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