ネパール

ロンリープラネット コラム集

ネパール料理のレストラン

カトマンズ

町の周辺にはネパール料理(ほとんどがネワール料理)専門のレストランの数が増えつつある。タメルにある地味な小レストランから、意匠を凝らして宮殿を改装し、カルチャー・ショーと15品コースのごちそうを楽しめる派手なレストランまで実に多岐にわたっている。ほとんどの店でセット料理を出しており、ベジタリアン料理とそうでない料理のどちらかを選べる。食事は座布団に腰掛けて低いテーブルで食べる。“カルチャー・ショー”ではミュージシャンやダンサーが“伝統”の音楽や踊りを披露する。ショー全体は概してとても旅行客向けであるが人気を博している。繁忙期にはどこの店でも予約をしておいたほうがいい。

タメル周辺のパクナジョールPaknajolにあるタメル・ハウス・レストラン Thamel House Restaurant(TEL:4410388・料理Rs75〜200)は、昔ながらのネワール様式の建物に店舗を構えていて、非常に雰囲気がある。料理は伝統ネパール料理だが、セットメニューはベジタリアンがRs500、ノン・ベジタリアンがRs600だ。アラカルト(お好みの)・メニューを頼んで、それぞれの料理を楽しむべきだ。イノシシ料理などの珍しい料理もある。夕食向けの店だが、サービスにはムラがある。昼食時にも開いていて、Rs250のセット料理は悪い値段ではない。

バンチャガル Bhanchha Ghar(TEL:4225172・1人Rs1000、ビールRs250 11:00〜22:30)は、伝統的な3階建てのネワール様式の邸宅の中にある。場所はカマラディKamaladiという、ダルバールマルグの時計台のそばのわき道から真東に進んだところにある。上階にはロフトがあり、手製の絨毯と座布団の上で体を伸ばして飲み物、スナック菓子、短めの“カルチャー・ショー”を楽しめる。ショーではネパールのさまざまな民族衣装を見られる(19:30までには到着しよう)。それから階段を下りて、ネパールの伝統料理や珍味を味わってもいい。ミュージシャンがネパールの伝統的フォークソングを歌いながら、テーブルの間を移動する。安いものばかりではないが、料理はとても素晴らしい。

バンチャガルと同じような感じの店だが、もっと意欲的なのがボジャングリハ Bhojan Griha(TEL:4416423)で、町の中心の真東にあるディリバザールDilli Bazaarで150年の歴史を誇る大邸宅を最近改装して使っている。かつて王宮直属の司祭の住居であったこの美しく歴史のある建物が見事に改装された様子を見るだけでもここで食事をする価値がある。このレストランでもダンサーやミュージシャンが、ネパールの主な民族を表現してさまざまな部屋の間を夜じゅうパフォーマンスをして回る。席のほとんどは伝統的(つまり、座敷に座布団が敷いてあって、要は足のない椅子なのだが、背中と膝に負担の掛からない格好)だが、定番のテーブルの部屋もいくつかある。セット料理はRs997に税金とドリンク代が追加される。夕食に最適のレストランだ。ゴミを減らすために、店ではプラスチック製品は使われていないし、ミネラル・ウォーターは大きな容器で運ばれグラスに注がれる。

ネパール料理の最高級のレストランは、リングロードRing Rdのそばの町の中心から東に進んだ場所にあるドゥワリカズ・ビレッジ・ホテルDwarika's Village Hotelのクリシュナールパン・レストラン Krishnarpan Restaurant(TEL:4470770)だ。店の雰囲気は優雅で、料理は食事客からの確固たる賞賛を得ている。料金はUS$22の6品コース料理からUS$34の16品の豪華なフルコース料理まである。予約しておくほうが賢明だ。18:00になればホテルの中庭でダンスショーを楽しめる。

町の中心の南東にあるバーバル・マハル・レヴィジッティッド Babar Mahal Revisitedにはバイタック・レストラン Baithak Restaurant(TEL:4267346・12品セット料理Rs945、メイン料理Rs250)があり、印象的でぜいたくなビクトリア朝並みのテーブルセットが置かれており、周りにはさまざまなラナの巨大な肖像画が飾れている。メニューは“ラナ料理”という、ネパール人の最高司祭のシェフが作り出した優雅な料理で、北インドのムガル料理の影響を強く受けている。テーブルセットはおそらくレストランで最も印象的なものだ。ベジタリアン向けの料理をたくさん用意している。

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