ネパール

ロンリープラネット コラム集

チョーバル峡谷の伝説

カトマンズ盆地

はるか昔、カトマンズ盆地はカトマンズ湖であった。その時代、スワヤンブナートSwayambhunathの丘陵は島であり、長い年月をかけて湖が枯れ、現在の峡谷が現れた。

マンジュシュリ神Manjushriが鋭い剣をひと振りすると峡谷に断崖ができ、岩に閉じ込められた湖から水が流れ出したという伝説は、湖が峡谷に変わってゆく様をドラマティックに描いている。彼が剣で一撃したといわれるのは峡谷の南端にあるチョーバルの斜面であり、現在のチョーバル峡谷である。

水を失ったことで無数のヘビが峡谷から姿を消したが、“蛇の王”カルトタックだけが生き残り、峡谷に近いタウダハ池Taudaha pondに今も住み着いているといわれている。この池はファルピンへ向かう通りにわきにある。

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