
完成当時は不評だった?ゴシック様式の高層ビル
キャス・ギルバートが設計した60階建てのこのビルは、1913年に完成した。1929年にクライスラー・ビルChrysler Buildingが完成するまでは、792フィート(約238m)のこのビルは、この街で、そして世界で最も高い建築物だった。写真を拡大する⇒
ゴシック様式のデザインは高さを強調するためで、鉄筋に石とテラコッタをかぶせた造り。落成式では侮蔑の意味を込めて「商業の大聖堂」と呼ばれたが、このビルを本社とする雑貨小売店チェーン社長のF・W・ウールワースは、この言葉を賛辞と受け取り、その後たびたび使うようになった。
現在は主にオフィスとして使われているが、ロウアー・マンハッタン文化協会Lower Manhattan Cultural Councilが提供するユニークなプログラムの一環として、33階の空いたスペースは、最近多くの芸術家に貸し出されている。この支援プログラムのおかげで、芸術家たちは最高のスペース(360度の街の眺め!)で制作に打ち込めるのだ。
ビル内は見学できないが(ただし、美しく保存されたロビーをこっそりのぞくことはできるかもしれない)、道を挟んだシティ・ホール・パークから、その外観と高さに見とれるのは自由だ。
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