ーズアイ・チリ(唐辛子)のように熱く真っ赤な太陽が輝き、ヤシの葉が風にさやぐ、そんな土地での休日を夢見るなら、タイ南部の魅惑の島とビーチを目指そう。目を閉じて、心に思い描く ― 鍾乳石のつららが下がり、キラキラした白い砂で縁取られた、塔のようにそびえる石灰岩の島。極彩色の魚が群れるクリスタル・ブルーの海と、むせかえるような熱帯ジャングル ―。もちろん、絵はがきや観光パンフレットでは何度も目にした風景に違いない。しかし、現実が想像をはるかに超えるところ、それがタイの島とビーチだ。
マレー半島を取り囲む海には、文字通り、数百もの南の島が点在する。バックパッカーが足しげく通うたまり場(サムイ島)や、隠れ家のような楽園(タルタオ島)、そんな島々が青い海に浮かんでいる。そして半島本土には、流れ落ちる滝と未踏の洞窟を秘めた原始のジャングルが広がり、海岸線に沿ってどこまでも純白の砂浜が続く。
世界には白い砂浜と紺碧の海を誇るリゾートがいくつもある。だが、その美しい海とビーチで、スキューバダイビングをしてジンベイザメとたわむれ、海にそそり立つ石灰岩の断崖にロッククライミングで挑戦し、マングローブの林や先史時代の洞窟の間を縫ってシーカヤックを漕ぐ ― こんな冒険を一度にすべて体験できるところが他のどこにあるだろう。
タイは物価が安く、しかも快適な旅ができる国だ。沿岸に沿って旅する旅行者の姿がいつも絶えないのは、楽しい旅も、ハードな旅も、ここでは旅人の思い通りにかなえられるから。喧騒を避けたければボートを借りて無人の島に行き、日がな一日ビーチで過ごせばいいし、仲間を求めるならパンガー湾のフルムーン・パーティーに行けばいい。どんな要求もかない、その上にとびきりおいしいアジア料理が待っている。必要なのはただ、こう胸に問いかけること。さて、いつ出かけようか・・・? タイの島とビーチへ⇒
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