タイの島とビーチ

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タイにはバラエティに富むさまざまな飲み物があり、食事を進めるために、つまりタイ料理の激烈な唐辛子の辛さを洗い流すために、飲む。暑い熱帯ではあなたの体が大量の水分を欲するはずだ。飲料用の浄水は、文字どおりナーム・ドゥーム(飲料水)という。多くのレストランではグラスの水は無料である。その水が信用できなければ、ボトル入りの水かミネラルウォーターを注文することになる。1瓶が6〜15B程度。プラスチックボトルを飲んで廃棄物の山作りに加勢するよりは、シンハ社製のガラス瓶入りの水を飲むほうがいい。

フルーツジュース(ナーム・ポンラマイ)の人気はタイではとても高い。果物の名前に「ナーム」(「水」または「ジュース」)という語をくっつければ、それで好きな果物のジュースをなんでも注文できる。夜市のジュース屋では、衛生的に問題のある水と氷を使っているかもしれないが、高級ホテル、レストランで出されるジュースは浄水を使っていて信用できる。フルーツジュースには、塩を少し加えて飲むのがタイ流だ。もし塩が不要なら「マイサイ・クルア」と言う。生のサトウキビのジュースも人気だし、緑色の小さなマンダリンオレンジで作った最高のジュースもたいていの店で売っている。

温かい飲み物としてはお茶、コーヒー、ミロ(ココアタイプの麦芽飲料)がある。ネスカフェが普及しているが、タイの昔ながらのフィルターコーヒー(コーピー)が最南部の福建式のコーヒーショップでは飲める。バンコクその他の大きな観光都市の、アメリカ風フランチャイズのコーヒーショップでも、アメリカ並の値段ではあるが、飲むことができる。コーヒーには砂糖と甘いコンデンスミルクが入っているのが一般的だ。砂糖もコンデンスミルクもいらないなら「カフェー・ダム(ブラックコーヒー)」、あるいは「マイサイ・ナムターン(砂糖抜きで)」と頼めばいい。

お茶はインド風の紅茶、中国風の緑茶、いずれもよく飲まれる。中華料理店では薄めの温かい緑茶(ナーム・チャー)が何杯でも無料で出される。ファストフードの店では冷たいナーム・チャーもある。ミルクの入った西洋風の紅茶(たいていは粉末ミルク入り)は「ホットティー(チャー・ローン)」と注文すればいい。さもないとタイ風アイスティーが出てくる。これは挽いたタマリンド・シード、パームシュガー、コンデンスミルクを加え、味付けして氷に注いだ、褐色の泡だらけのお茶だ。

コンビニエンスストアでは冷たい飲み物を多くの種類、販売している。香りのいい日本風のウーロン茶、(海草から作られた)寒天のゼリー、炭酸ヨーグルト(明らかに、外来の嗜好品)なども試してみたい向きはどうぞ。世界に普通にあるソフトドリンクはなんでも買える。タイで生まれた栄養ドリンク、レッド・ブルもある。

タイの人たちはお酒を好み、どのレストランでもたいていビールとスピリッツを出す。だが、ビールはタイの物価からすれば高く、地元の人たちは地方産のウイスキーに氷と、ソーダ水あるいはコークを入れ、ライムを絞って飲むことが多い。メコン・ウィスキー(アルコール度35%、「メーコーン」と発音する)が全国的に愛飲されている強力な酒だ。サトウキビでつくる特産のラム酒セーン・ティップ(アルコール度40%)には覚せい剤成分アンフェタミンとホルムアルデヒドが入っているという話もあり、飲み始めれば間違いなく夜通し飲むことになる。ウイスキー代わりの、もっと安価なものとしてはラオ・カーオ(ホワイトリカー)。非合法の地酒で、ウイスキーより強くて安い。興奮した雄象も黙ってしまうという酒だ。

タイは赤と白の国産ワイン(なかなかいいワインだ)を製造している。代表的なワイナリーがサヤーム・ワイナリー(www.siamwinery.com)で、シャトン・ラベルのワイン、そして人気の高いスパイブランドのワインクーラー(ワインベースのカクテル)を売り出している。フランス、イタリア、カリフォルニア、オーストラリア、チリの輸入ワインも西洋式のレストランとスーパーでは300〜1200Bくらいの価格で幅広くそろっている。バンコクやプーケットなどのリゾート地のそれなりのレストランではグラスワインが120Bくらいで飲める。

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