タイの島とビーチ

食事やお酒を楽しむ場所

タイを旅していると、高級ホテルのレストランから通りの屋台まで、食事する場所には事欠かない。選択肢がいろいろとあるなかで、腰かけて食事でき、一番安く上がるレストランが麺類の店(ラーン・クイティオ)とカレーの店(ラーン・カオケーン)、そして夜市(タラート・トールン)である。たいていの町村で最低1カ所の夜市が立ち、数軒の麺類の店、カレーの店がある。店はバス乗り場、列車の駅の近くにあることが多い。

少し大きな町になるとラーン・カオトム(文字どおりの意味は、お粥の店)もよく見かける。中国は福建料理の店の一種で、粥(カオトム)といろいろなアーハーン・タームサン(注文料理)が食べられる。アヒルと赤い焼豚、スープの大鍋が並び、内側に野菜がつるされた棚を探してみよう。こうした店は夕方にオープンし、深夜まで営業している。

都市部にはフードセンターもある。ショッピングセンターやデパートのフードセンターで屋台風の店舗を借り、専門店がそれぞれの自慢料理を軒並み競っている。もっと小さな町や駅にあるフードセンターでは、レジでまずクーポン券を購入し、それで料理代金を払うシステムのところが多い。バンコクではこのシステムが究極の形に進化し、あちこちの人気レストランが出店し、集合したフードコートがある。

一日の最後の仕上げには、南部の島とビーチなら宿泊しているリゾートホテルのバーでグラスを傾ければいい。外国人の集まるところ、決まってボブ・マレーの曲が流れていて、観光客相手の騒々しいバーもあるのだが。リゾートでなくともタイではほとんどどのレストランでもビールとタイのウイスキーを飲むことができる。バンコクやハジャイなどの大都市には生演奏やフロアショーをやっている西洋風のバーもあるが、飲み代としては高くつく。バーでは軽い食事を出すところが多い。

ファストフード
タイでは料理の地域文化がすべてロット・ケン、つまり車付の移動屋台を中心に動いている。そしてタイのほとんどあらゆる料理が町の物売りから調達できる。屋台は手押し車、あるいは自転車かオートバイが引く台車の上で店を開く。なかには食事をするためのプラスチック製の椅子とテーブルを用意している店もある。この路上食堂はタイのいたるところに出没するので、おなかがすけば、いつでもわずか数バーツで手早く軽食にありつくことができる。カレーの店は普通7:00〜17:00頃まで営業していて、イスラム風の手軽な軽食を専門にしている(イスラム料理を出している店の印「三日月と星」を探せばいい)。

最もひんぱんに出会う路上の店はおそらくサテを売る店だ。一口サイズの鶏と牛肉からソーセージ、鶏の骨つきモモ肉にカエルの足のフライまで、輪廻転生のさなかにある、ありとあらゆるものが串焼きにされて売られている。パッタイと、生のショウガの薄切りと豚肉ダンゴの入った粥ジョークを売る店も多く見る。バスや列車の駅では、カイ・トート(揚げ鶏)と風味のいいカオニアオが入ったランチボックスの小さなパッケージを売っている。太陽が沈むと、国のいたるところで一番人気の高い店はローティーの店だ。この薄いパンはさまざまに利用されて、タイのイスラム教徒の店ではチキンカレーといっしょに出されるが、ファラン(西洋人)のたまり場では甘いコンデンスミルクやバナナとチョコレートが上に飾られたデザートのスナックになっている。

おなかをこわすリスクを考えれば、目の前で調理されていない屋台の食べ物には手をつけたくないと思うかもしれない。ただ、その店が清潔かそうでないかを判断することは可能だ。素材が新鮮で、はやっている店、そんな店は入っても大丈夫。食べ物が古そうで、棚にハエが飛び回っている店は却下しよう。

注目情報

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