タイの島とビーチ

旅の準備

タイは旅行者の楽園だ。食事、宿泊、観光のすべてが気軽に低料金で楽しめる。計画を立てるのが得意でなくても、とりあえずタイへ飛んでしまえばなんとでもなってしまう。予防接種の必要はなく、格安チケットは出発直前でも入手可能だ。タイ国内の交通、食事、宿泊施設は充実しており、低予算でも、旅を心ゆくまで満喫した上に、帰国前に思いきりショッピングを楽しめるくらいのお金が残っている。これがタイの素晴らしいところだ。国内便の接続がスムーズで、短期間で国中を旅することも可能だ。設備が整っており、子供連れでも快適な旅が楽しめる。

いつ行くか

タイ・ビーチへは、観光のハイシーズンと同じ11〜4月に行くのがベストだ。宿泊料金は最も高くなる時期だが、国内ほぼすべての施設は営業しているし、雨が少なく(時折にわか雨が降るが)気温も良好だ。リゾート地、ツアー、フェリー航路の営業は、このシーズンに合わせて開始そして終了する。それ以外の5〜10月はシーズンオフとなり、宿泊施設は格安になるものの、多くのリゾート地や島は完全に閉鎖される。海が荒れて利用者も減少するため、フェリーも運休となる。ダイビングをしても、海の透明度は非常に低い。

5〜10月は、南西部でモンスーンが発生し、大雨を降らせる。モンスーンが始まると、たいてい毎日のように小雨が降るが、若干の晴れ間がのぞくことも多い。この時期は雨季と呼ばれているが、タイ南部は11〜1月にかけて北西モンスーンの影響で雨が降るため、南部では本当の意味での「乾季」がない。確実に晴天を拝みたければ、12〜3月に訪れること。それも、アンダマン海岸ではなくタイ湾岸をおすすめする。アンダマン海岸は北西モンスーンの影響を受けやすいため、年間を通じて雨の日が多い。

11〜3月の気温は全国的に22〜28℃で、3〜5月にかけて徐々に上昇し、30℃を上回ることも珍しくない。モンスーンの季節は南部の気温が北部よりもわずかに低くなり、若干ながら過ごしやすくなる。ただし、タイ湾岸東部は例外で、3〜5月はうだるような暑さになる。

物価

タイは旅行費用がかからないのが魅力で、1日US$15もあれば十分快適に生活できる。屋台であろうと高級レストランであろうと食べ物は非常に安く、ホテルも乗り物も手頃な値段である。宿泊は低料金の宿やバックパッカー用の施設、食事は地元のレストランや屋台、移動は国営バスを利用すれば、1日US$15でも足りる。ビール好きはこれでは到底納まらないが。

高級レストランで食事をし、ボートツアーを楽しみ、エアコン付の中級ホテルに宿泊し、VIP用バスに乗るとしても、予算は1日US$30も見積もっておけばよいだろう。節約をするなら、タクシーやトゥックトゥックではなく公共の交通機関を利用し、VIP用バスやプライベートVIP用バスの代わりにエアコン付の国営バスを利用するとよい。子供連れの場合、子供の宿泊料金は無料となる。というのも、タイでは、ホテルの宿泊料はツインルームの料金設定になっているのが普通である。博物館、国内航空運賃、列車運賃、ツアー、アクティビティで子供割引がある。

高級クラスでは、値段に上限はない。1日US$100もあれば、高級料理、1等車での列車旅行、豪華ホテルや海辺のバンガローが楽しめるが、それはほんの手始めにすぎない。国内を飛行機で移動し、最高級ホテルに滞在すれば、いくらでもお金は使える。

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