タイの島とビーチ

ベジタリアンの旅行者へ

意外かもしれないが、タイはベジタリアンにとって旅行しにくい国である。たいていの料理に肉か魚のスープが使われているし、ほとんどの料理に魚醤が使用されている。とはいえ、少し努力すれば報われることもある。多分バンコクはタイのどこよりもベジタリアンに向いている。タイの菜食に関する情報はバンコクベジタリアン協会で得られる。

他の場所では一般的なタイ料理レストランに行って妥協する以外に道はない。多くの料理に、たとえ肉類が使われていなくても、魚介類と卵が使われている。そうでなくても魚醤が塩の代わりに使用され、焼飯とパッタイにさえ使われている。もしこれが問題なら、料理人に使わないでほしいと言えばいい。特に試してみる価値があるのはインド料理店だ。多くのインド料理店では南インドの料理を出していて、ドーサ(ジャガイモのカレー煮を豆粉のクレープでくるんだ料理)とパニール(インドのクリームチーズ)など完全なベジタリアン料理が食べられる。バンコク、パタヤ、プーケットのパトン・ビーチにはインド料理店がある。中華料理店もやはりいい選択と言える。中国人仏教徒には仏教のお祭りの間、精進料理を食べる習慣があるからだ。野菜炒めと豆腐料理は普通、魚醤を使わずに調理されるが、肉や魚のスープが使われている場合もある。

厳格なベジタリアンのために、タイの主だったレストランで使える魔法の言葉がある。ポム・キンジェー(男性)、ディチャン・キンジェー(女性)。「私はベジタリアン料理しか食べません」。後述「『食』に関する理解を深めよう」でも肉が入っていないかどうか確かめるための「覚えておきたい言葉」を紹介している。肉はダメでも魚介類を食べるという人たちは、タイではまったく問題がない。タイの人たちはタンパク質を肉よりも魚から多く摂取する。

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