
『アブロラス諸島 the Abrolhos』として知られているこの島々は、サンゴ礁でできた100以上の小島から成り立っている。アブロラス諸島の本当の美しさは、海に潜って初めて見ることが可能だ。そこにはミドリイシ科のサンゴが群生し、見事な色をした珍しい熱帯魚や温帯魚が無数に混在している。ただし、島々を囲む美しい岩礁は、航海には危険な海域で、数多くの船が難波。その中には不幸な運命をたどったバタビア号もある。しかし現在は、ダイバーにとって夢のダイビング・スポットになっている。
ローリー・ショールズは、大陸棚の端に突き出た3つの環礁。それぞれマーメード Mermaid、クラーク Clerke、インペリユーズ Imperieuse という名を持ち、保護地区に指定されているこの場所は、実はあまり知られていないダイバーの天国である。手つかずのこのサンゴ礁の庭園で、ぜひエコ・ダイブを体験してほしい。巨大なカスリハタ、たくさんのサメなど700種類以上の魚のほか、オオシャコガイにも遭える。船に2、3日泊まって海のアドベンチャーにどっぷりと浸かってみるのも一案だ。
ノース・ウェスト岬の沖合にあるお薦めダイビング・スポットは、ライトハウス湾 Lighthouse Bay 内のラビリンス The Labyrinth とブリザード・リッジ Blizzard Ridge、バンデギ海岸 Bundegi Beach 付近のネイビー埠頭 Navy Pier(オーストラリアでもトップクラスのダイビング・スポット)と、岬の北東10kmにあるムイロン島 Muiron Islands だ。ムイロン島は、アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイらが産卵に集まってくる保護区になっている。ツアーのお問い合わせは、コーラル・ベイ・アドベンチャー Coral Bay Adventures、またはニンガルー・リーフ・ダイブ Ningaloo Reef Dive まで。
ニンガルー海洋公園で巨大なジンベエザメと一緒に泳ぐ興奮を味わってみよう。 この巨大ザメは、サンゴの受精の時期に合わせて、毎年4月から7月まで規則正しくニンガルー・リーフにやってくる。ここは、世界一の大きさを持つこの魚と一緒に泳ぐことができるという、世界でも稀な場所なのだ。魚のサイズにこだわらないなら、多くの小さい魚たちとも泳ぐことができる。
地元では『ロット Rotto 』の名で親しまれているロットネスト島は、紺碧の海と人影少ない純白の砂浜に囲まれたのどかな島だ。世界最南端に位置するこのサンゴ礁では、海水浴やダイビング、シュノーケリングのほか、数多くの難破船巡りも楽しめる。シュノーケリング・トレイルがあるのは、パーカー・ポイント、案内板はキングストン・リーフ Kingston Reef にある。そのほか、ベイスン The Basin、ロングリーチ・ベイ Longreach Bay、リトル・パラキート・ベイ Little Parakeet Bay、ジョーディー・ベイ Geordie Bayなどもこの辺りで人気のシュノーケリング・スポットだ。
ターコイス・ベイ(紺碧海岸)は、その美しい名のごとく、素晴らしいスポットの1つだ。お薦めルートは、駐車場から海岸沿いに300メートル南に歩き、そこから40メートル沖合に泳いでシュノーケルを装着。そこで潮の流れに身を任せれば、色とりどりの魚、ウミガメやリーフ・シャークらが数多く生息する見事なサンゴの森へと連れて行ってくれる。砂州に上がったら、海岸沿いを戻り、再度同じルートを繰り返してみよう。
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