
マンダ・ビッディ Munda Biddi とは、ニョーンガー語 Nyoongar(アボリジニの言語の一つ)で、『森を通り抜ける小道』という意味。マンダ・ビッディ・マウンテンバイク・トレイル Munda Biddi Mountain Bike Trail はまさにその名にふさわしいルートだ。開通すれば、パースの郊外のマンダリング Mundaring から、美しい南西部を通り抜けながら南海岸のアルバニー Albany までオフロード・サイクリングを楽しむことができる。第一段階(コリー Collie までの332km)は2004年に完成、第二段階(コリーからノースクリフ Northcliffe まで)は2007年の終わりに開通する予定。水、自転車置き場、自転車の修理施設があるキャンプ場がルートに沿って配置されている。ドゥウェリンガップ・アドベンチャーズ Dwellingup Adventures では、マンダ・ビッディをマウンテンバイクで探検するツアーを行っている。
ネットワーク状に整備されているサイクリング・ルートに加え、一般道も静かで太陽がいっぱいのパースは、自転車で巡るには最高の街だ。特にスワン川周辺には、おもしろいルートがいくつかある。例えば、南部のアップルクロス Applecross やアルフレッド・コーブ Alfred Cove などといったきらびやかな川岸の郊外を抜けるルート、東にある歴史的なカニング川 Canning River へ向かっていくルート、西の豪華なモスマン公園 Mosman Park へつながるルートだ。もっとスピード感を楽しみたいなら、30-ストロング・グループ 30-strong group に参加してみるのも手。毎週土曜日、バラック通り桟橋 Barrack St jetty を6:30amに出発し、川を周回する75kmのルートをハイスピードで走るハードなサイクリングだ。
フリーマントル Fremantle は、港街、ヒッピーの街、都会的なカフェカルチャーの街というほかにも、サイクリング・ルートの出発地点としても知られる。毎週日曜の朝、サイクリストの団体が集い、サウス・テラスにあるオールド・パパス・カフェ Old Papa's cafe を出発。レイトン・ビーチ沿い Leighton Beach を走る65kmのルートを 意欲満々で疾走する。また、地元のバイクフォース・ストア Bikeforce は、サイクリストの体力に合ったサイクリング・ツアーを行っているのでこちらもチェック。そのあとは、サイクリング・ファッションに身を包んだ人の群れに混ざって、フリオ Freo (注:フリーマントルのニックネーム)のカプチーノ通りへ。ご褒美に冷たい飲み物をゲットしよう。
ハイキング愛好者は歓喜し、登山靴のありがたみが身をもって分かるだろう! …といわれるのが、西オーストラリアの南の奥地にあるこの2つの国立公園。ハイキングのハイライトとして有名だ。フィッツジェラルド川国立公園 Fitzgerald River National Park の荒々しいバレンズ山脈 Barrens mountain range や深い渓谷、ワイルドな海岸線は、まさにすばらしいの一言につきる。また、クジラを見つけることができる最高のスポットでもある。年間を通してワイルドフラワーが見られるが、特に春は一面に咲き乱れ、圧巻だ。ここには、西オーストラリアの野生ランの約半分の種類が生育している。スターリング山脈 Stirling Ranges には、ツールブラナップ Toolbrunup やブラフ・ノウル Bluff Knoll の目のくらむような峰や、まばゆいばかりの見事な固有のワイルドフラワーの眺めに圧倒される。もし厳しくハードなルートをハイキングする場合には必ず、出発前に公園の担当レンジャーに報告するようにしよう。
スタミナと時間があるハイカーには、ナチュラリスト岬 Cape Naturaliste からルーウィン岬 Cape Leeuwin までの海岸線を通る135kmに及ぶケープ・トゥー・ケープ登山道 Cape-to-Cape Track がある。ルート沿いには、自然に囲まれたキャンプ場が4カ所あり、登山者の多くは約1週間かけて、荒れ地や森林、砂丘を通り抜けるルートを完歩する(ただし、ルートの一部だけを選んで歩く人も多い)。カンガルーやワイルドフラワー、奇怪な岩肌、遊び戯れているクジラなどを探しながら歩こう。
8週間も休みがとれるだって!? ?それならビバルマン登山道 Bibbulmun Track の全行程をトレッキングしてみるのはいかがだろうか。これは、カラマンダ Kalamunda を出発し、途切れなく続く大自然の中を蛇行しつつ南下してワルポール Walpole まで出て、あとはアルバニー Albany までの海岸線沿いを通っていく、というルート。ジャラ jarrah(注:ユーカリの一種)やマリ marri(注:非常に高い木)のすばらしい森、またはワイルドフラワーを敷き詰めたような野原や花崗岩が露出した荒れ地、目を見張るほどの海岸地帯などを楽しむことができる。ほとんどのキャンプ場には、8?15人が寝られる小屋と、保水タンク、簡易トイレがある。そんなに時間がとれないという人は、もちろん2、3日のハイキングも可能だ。

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