

福井県の北部、石川県との県境近くにある「あわら温泉」。一帯は、九頭竜川と竹田川が潤す福井県の米どころ「坂井平野」。米以外にも、スイカやメロンなど、県を代表する食のブランドを栽培している。海と山の両方に近いため、どちらの自然を満喫するにも絶好のロケーション。福井のうまい米をいただきつつ、日本海でとれた新鮮な魚介類に舌鼓。その代表格「越前ガニ」は“ゆで”は言うに及ばず、焼きガニや、カニの刺身も最高だ。写真を拡大する⇒
あわら温泉の歴史は明治16年9月9日、折からの干ばつに対処するべく、ひとりの農夫が掘った井戸から温泉が湧出したのが、そのはじまりとされている。温泉街は急速に発展したが、昭和23年の福井地震、昭和31年の芦原大火により甚大な被害を受けた。しかし現在では、地域の取り組みによって立派な旅館が建ち並び、「関西の奥座敷」として関西や中京圏、最近では関東からの旅行者も大勢訪れる人気の温泉地となった。お湯の共同管理を行っておらず、各旅館が何本かの温泉井戸を持っているため、旅館ごとに泉質・成分・効能が異なるのも、このあわら温泉の特徴のひとつ。「あわら温泉湯めぐり手形」を利用すれば、1人3回まで各旅館、および、セントピアあわらでの入湯も。豊かな自然、旅情を誘う風情、良質な温泉、そして越前ガニ。これぞ、あわら温泉の醍醐味である。
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